太陽生命保険は6月1日、ESG投資の一環として、東急不動産ホールディングスが発行する「九段会館テラスサステナビリティボンド」への投資を決定したことを発表した。

同債券の発行による資金調達は、全額を「九段会館テラス」の設備資金にかかるリファイナンス資金として充当される予定。発行総額は100億円、償還期間は10年。

「九段会館テラス」は、環境・社会への配慮が優れた不動産を認証する「DBJ Green Building認証」において、国内トップクラスの卓越した「環境・社会への配慮」がなされたビルとして認証されている。災害発生時には「帰宅困難者の受入スペースの提供」「防災用品の備蓄倉庫の提供」「停電時の緊急用電源の提供」など、社会的便益にも資する機能を備えた仕様となっている。

同債券のフレームワークは、ICMA(International Capital Market Association/国際資本市場協会)が定義するサステナビリティボンドガイドライン2018等に適合する旨、日本格付研究所(JCR)からセカンドオピニオンを取得している。