エニトグループは6月1日、Parasolのマーケティング研究機関「恋愛婚活ラボ」と共同で実施した「マッチングアプリに対する意識調査」の結果を発表した。調査は2022年8月30日〜12月2日、マッチングアプリ「Omiai」ユーザー786名を対象にWebで行われた。

  • マッチングアプリの印象・イメージ

    マッチングアプリの印象・イメージ

マッチングアプリの印象・イメージを聴取したところ、Z世代(18-25歳)、婚活ど真ん中世代(26-40歳)ともに「当たり前の出会いの手段」(Z世代53%、婚活ど真ん中世代59%)が最多。「怪しい」「危険な出会い系サービス」という印象は少なくなっているよう。

一方、40代を境に「怪しい」という印象を持つ割合が48%と、半数近くまで増加。「恋人と出会える一般的な場」と捉えている人は24%と、両者に2倍もの差が見られた。

  • マッチングアプリの利用を話す相手

    マッチングアプリの利用を話す相手

次に、「マッチングアプリの利用を周囲に話していますか?」と尋ねたところ、Z世代は76%、40代以上では42%が「話している」と回答。相手は主に「親しい友人」(79%)が多く、次いで「職場の人」(33%)、「知り合い」(31%)、「家族」(24%)と続き、親しい友人に比べ話しづらい傾向がある親世代でも、5人に1人が話しているという意外な結果に。

  • マッチングアプリ利用目的

    マッチングアプリ利用目的

また、マッチングアプリを使う理由を教えてもらったところ、Z世代は「リアルで繋がりのない人と出会いたいから」(58%)が最多となった一方、婚活ど真ん中世代では「婚活目的だから」(60%)がトップに。さらに、40代以上では「婚活目的」(50%)だけでなく、「リアルで繋がりのない人と出会いたいから」(21%)を目的に利用する割合が、婚活ど真ん中世代(19%)よりも多いことがわかった。