宝島社とI&S BBDOが共同運営する調査プロジェクト「Mood Booster」は6月1日、「女性のオーラルケア意識に関する調査」の結果を発表した。調査期間は4月28日~5月8日、調査対象は宝島社雑誌の20代~60代の女性読者、有効回答は1,000人。

  • あなたの現在の口腔環境について教えてください

まず、現在の口腔環境を尋ねると、42.4%の女性が虫歯か歯周病を患っていることが判明。年代別にみると、60代女性の4割以上が歯周病にかかっており、年代が上がるにつれ口腔環境は悪化していた。

また、日常的にオーラルケアを行うことの重要性を理解している女性は95.9%に上ったものの、自分のオーラルケアについて「やれることはすべてやっていると思う」「十分だと思う」と答えた割合は30.8%にとどまることがわかった。

  • 上:あなたは、以下のケアを日常的に行うことを、それぞれどのくらい重要だと思っていますか/下:現在のご自身のオーラルケアについてどのように思っていますか

次に、スキンケア、ヘアケア、ボディケア、オーラルケアそれぞれについて、1日に平均何分くらい時間をかけているか聞くと、オーラルケアは「7.82分」で3位。また1カ月に平均かけるお金は、オーラルケアは「1,589.09円」で最下位だった。さらに「1回の歯磨きに3分以上は時間をかけている」割合は50.7%となるなど、ケア不足の傾向がみられた。

  • 上:以下のケアにそれぞれ1日に何分くらい時間をかけていますか/下:以下のケアにそれぞれ1カ月に平均で何円くらいお金をかけていますか

過去のケア不足を後悔しているパーツについては、1位「歯」(68.2%)、2位「肌」(56.2%)、3位「体型」(51.5%)、4位「髪」(28.0%)との順に。「髪」と「体型」の後悔は20代女性が最多だった一方、「歯」は年代が上がるにつれ増加した。

  • 過去にもっとケアをしておけばよかったと後悔しているパーツはどこですか