ナビットは5月31日、「夏に食べたい麺類について」のアンケート調査の結果を発表した。調査は5月、全国の主婦を中心としたモニター会員1,000人を対象にインターネットで行われた。

  • 夏に食べる麺は冷たいか温かいか

    夏に食べる麺は冷たいか温かいか

調査によると、「夏に麺類を食べる」という人は、実に99.0%。冷たい麺か温かい麺かを聞くと、68.7%が「冷たい麺」と回答。「どちらかといえば冷たい麺」(24.2%)を合わせると、9割以上が夏には「冷たい麺」を食べていることが明らかに。

夏に麺類を食べる頻度は「週2~3回程度」が最も多く42.6%。次いで「週1回程度」(29.8%)が約3割で続き、「ほぼ毎日」という人は9.1%にとどまった。

  • 夏に食べる冷たい麺は何ですか?

    夏に食べる冷たい麺は何ですか?

続いて、「夏に食べる冷たい麺は何ですか?」と質問したところ、1位「そうめん」(23.1%)、2位「冷やし中華」(19.7%)、3位「そば」(14.9%)という結果に。薬味は「ネギ」が圧倒的に多く、ネギ以外では、「しょうが」「わさび」「唐辛子」「みょうが」「大葉」「しそ」「のり」「こしょう」「ごま」「ゆず」「わけぎ」などが挙がった。

そうめん、ひやむぎ、うどんの違いは?

そうめん、ひやむぎ、うどんの違いについては「JAS(日本農林規格)」で定められており、この3種の麺の原料はいずれも小麦粉だが、「乾めん類品質表示基準」では、以下のように定義されている。

機械でつくる「干しめん」
・そうめん→直径1.3mm未満
・ひやむぎ→ 〃 1.3mm以上~1.7mm未満
・うどん →1.7mm以上

手延べめん
・そうめん、ひやむぎ→直径1.7mm未満
・うどん →1.7mm以上

手延べめんの「そうめん」と「ひやむぎ」が同じ分類になっているのは、機械で切るのではなく手で延ばすため、太さが微妙に変化していて区別がつきにくいから。これがつゆとからんで、のど越しが良くなる理由だという。