IN WINは、新しいスタイルのPCケースとして、「ModFree」を展示していた。モジュール構造を採用しており、3種類の基本モジュールを組み合わせて、自分のスタイルに合ったケースを構築できるという。発売は今年Q4を予定しているとのこと。

  • 完全モジュール構造を謳うIN WINの「ModFree」

    完全モジュール構造を謳うIN WINの「ModFree」

各モジュールの概要は以下の通り。「Mod-I」は、マザーボードやグラフィックスカードを格納する、PCのコアとなるモジュールである。ファンや2.5インチSSDの搭載も可能だ。「Mod-II」は、電源ユニットやストレージを追加できるモジュール。この2つを組み合わせると、最もシンプルなPCケースとなる。

  • Mod-IとMod-IIを組み合わせたベーススタイル

モジュール同士は、工具なしで簡単に繋げたり離したりできる。レイアウトは自由なので、Mod-Iを上にしてもMod-IIを上にしても構わない。さらに「Mod-III」を使えば、大型ラジエータや大型グラフィックスカードなども追加できる。以下の作例を見てもらえば、使い方をイメージしやすいだろう

また、Mod-IIやMod-IIIは、Mini-ITXマザーボードのケースにもなるという。このModFreeは自由度の高さが大きな特徴で、ブースでは、Mod-Iを1つ、Mod-IIを2つ、Mod-IIIを5つ組み合わせたトリプルシステムのケースなんてものまで披露されていた。

  • レイアウトは自由なので、こんなよく分からないシステムも作れる

  • ブースの入り口には、こんな巨大なシステムもぶら下がっていた