米国の携帯端末メーカー「Orbic」の日本法人であるJapan Orbicは6月1日、日本進出にあたり最初の製品ラインナップを発表した。スマートフォン1機種、タブレット2機種、ワイヤレスイヤホン1機種のラインナップで、主力のスマートフォンからは「Fun+ 4G」が第1弾に選ばれた。
Orbicは2006年にニューヨークで創業し、北米を中心に事業を展開してきた。現地では大手キャリアのVerizonなどに端末の納入実績があり、日本上陸にあたってはダニー・アダモポウロス氏(モトローラ・モビリティ・ジャパン前社長)率いる日本法人が立ち上げられた。
低価格帯の端末を得意とするメーカーであり、Fun+ 4Gもミドルレンジ~ローエンド相当のSIMフリースマートフォンとなる。想定売価24,800円という手頃な価格設定で、スマートフォンデビューあるいは使い慣れた人のサブ機としての利用におすすめとしている。
Orbic Fun+ 4Gの主な仕様は下記のとおり。
- OS:Android 12
- SoC:Qualcomm Snapdragon 680 4G
- メモリ(RAM):4GB
- 内部ストレージ(ROM):64GB
- 外部ストレージ:microSDXC対応(最大1TB)
- ディスプレイ:6.09インチ TFT液晶 1,560×720ドット
- アウトカメラ:約1,600万画素 F2.0+約200万画素
- インカメラ:約800万画素 F2.4
- 通信方式:4G
- 対応バンド(4G):Band 1/3/5/7/8/18/19/20/26/28/34/38/39/40/41
- SIM:nanoSIM(DSDS対応)
- Wi-Fi:IEEE 802.11b/g/n/ac
- Bluetooth:5.0
- バッテリー:4,000mAh
- 充電端子:USB Type-C
- 防水/防塵:IPX4/IP5X
- サイズ:約161.8×73.6×9.83mm
- 重量:約192g
- カラーバリエーション:ブルー/ホワイト