女優の南野陽子が、2日に放送されるドキュメンタリー番組『ファミリーヒストリー』(NHK総合/22:00~)に出演。南野の姓の由来が明らかになる。
著名人の家族の歴史を本人に代わって徹底取材し、「アイデンティティ」や「家族の絆」を見つめる同番組。
今回、その対象となったのは“ナンノ”の愛称で知られる南野陽子。取材を進めていくと、実はその「ナンノ」こそが一族本来の姓で、その後に「ミナミノ」になった経緯も判明する。
父方祖母は、明るく芯が強い「薩摩おごじょ」。その気質は、父にも陽子にも受け継がれる。母方の曽祖父は明治時代に夢を追ってカナダへ。祖父も大正時代に妻とカナダにわたる。持ち前の社交性とユーモアで人種差別を乗り越え、両国の小さな懸け橋になったという。
しかし、太平洋戦争で人生は思わぬ結末へ。フィリピンで壮絶な最期を迎える。生後間もない陽子の母に会わずに亡くなるが、父娘の気質は不思議とそっくりになる。