俳優の東山紀之が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『刑事7人 シーズン9』(7日スタート 毎週水曜21:00~※初回6分拡大)の第1話ゲストが発表され、場面写真が公開された。
2015年にスタートして以来、東山演じる主人公・天樹悠を中心に、深い人間模様とサスペンスフルなドラマを描いてきた『刑事7人』。今回も天樹悠をはじめ、海老沢芳樹(田辺誠一)、坂下路敏(小瀧望)、野々村拓海(白洲迅)、青山新(塚本高史)、片桐正敏(吉田鋼太郎)、そして、法医学の権威・堂本俊太郎(北大路欣也)という7人のスペシャリストが躍動する。
ある死刑囚が死の直前に残した手記。そこには10年前に犯したある殺人事件について、関与を一転して否定する供述が記されていた。しかし手記は何者かによって持ち去られてしまう。時を同じくして、何者かにより警察組織の内部告発を行う「暴露チャンネル」が始動。告発される不正を働いた警官たちの経歴にもまた、10年前の事件が絡んでくる。そんな中、次々と発生する殺人事件。捜査を開始すると、殺害された人物たちも10年前の事件に関わりがあったことが判明する。
現在と10年前の事件とが交錯するストーリーで、10年前の殺人事件の生存者である盲目の女性・望月和沙を演じるのが山崎紘菜。そしてその夫・浜崎修斗役を堀井新太が務める。拓海と同期の監察官・焼津大地は、泉澤祐希が演じる。
さらに昨年放送のシーズン8にも登場した、警視庁の首席監察官・正木哲也(山田純大)も登場。大地と共に警察組織の内部告発を行う暴露チャンネル「ポリス浄化ぁ」の調査にあたる。不正を働いた警官たちが続々告発され警察内部がざわつく中、拓海が呼び出され……!? 新専従捜査班7人の中に秘密を持ったメンバーがいるのか。今、絆が試される。
ゲスト3人のコメントは以下の通り。
■山崎紘菜(望月和沙役)
何シーズンもの間、たくさんの方に愛されている『刑事7人』という作品にこの度参加することができ、とてもうれしく、光栄に思います。和沙という役柄は事件の鍵を握る人物として求められる要素が多々あり、難しいことも多いですが、いろいろな方の助けをお借りして、楽しみながら撮影することができています。
東山さんは、初参加の私に声をかけてくださったり、私の役柄についてお芝居のアドバイスをくださったりと、現場でたくさん助けてくださいました。夫役の堀井さんとは以前も何度か共演させていただいたことがあり、信頼を置いている方なので、お二人のおかげで難しい役柄をなんとか演じることができています。まだご一緒できていないキャストの皆様とも、これから一緒にお芝居できることを心待ちにしております。
■堀井新太(浜崎修斗役)
実は、僕の親がものすごい『刑事7人』のシリーズのファンなので、うれしい気持ちと、歴史のある作品に参加させていただくことに少しプレッシャーを感じましたが、兼崎(涼介)監督とは以前に作品をご一緒したことがあるので、絶大な信頼を置いて芝居に入っていくことができました。
東山さんとは初めて共演させていただいたのですが、優しく接してくださり、伸び伸びと演じることができました。個人的に東山さんはCOOLなイメージがありましたが、僕の初日の日に緊張をほぐすためか、気さくに話しかけてくださり、ホッとして現場に臨めたのを思い出します。
今作のポイントは、今までオムニバス形式だったのが、1つの犯罪を物語全体で追いかける形になるので、すごく丁寧に描けることだと思います。1つひとつの仕草や、何気ないワードにも注目してみてください。すると段々と真実が明るみになって、犯人探しが止まらなくなると思います。
■泉澤祐希(焼津大地役)
焼津大地役の泉澤祐希です。『刑事7人』シーズン9ということで、こんなにも続く作品に参加できること、とても光栄です。とは言うものの、できあがった作品に飛び入り参加するのは毎回のことながら緊張しますが、頑張ります!
今回、関わっているのは白洲迅さん、上司役の山田純大さんが今のところ多いですが、初めて共演する方が多いのでまだまだ現場には馴染めません(笑)。これからどのように皆さんと関わっていくのか、話せないところではありますが……楽しく取り組めればと思います。
震災、鶴見達男死刑囚が遺した手記、暴露チャンネル「ポリス浄化ぁ」……過去の事件から焼津は監察官として、そして1人の人間として、どのように物語に絡んでくるのか注目していただければうれしいです。お楽しみに!