行動制限解除で多くの人がレジャーを再開、さらにインバウンド人気も相まって、京都が再び大変な賑わいを見せている。そんな中、アメリカン・エキスプレス(アメックス)カード会員向けに開催された「知新の扉 世界遺産 二条城 桜のライトアップ特別鑑賞 Only for Amex」を体験してきた。
史上初の二条城 桜のライトアップ「貸し切り」
1997年から地方都市の文化財保護や観光振興活動に取り組んできたというアメックス。多岐にわたる長期的な活動を続けてきた協働と信頼から、今回の世界遺産 二条城で毎年行われている桜のライトアップを貸し切った特別鑑賞が実現したのだとか。当日はアメックス会員およそ3,000人が訪れ、この日のためだけに特別に用意された一夜限りの演出を堪能した。
正門の東大手門から、城内の至るところで舞妓さんたちがお出迎えしてくれた。美しい非日常空間がよりいっそう華やかなものに。
体験型デジタルアートが彩る新感覚のお花見
城内では、クリエイティブカンパニー「NAKED, INC.(ネイキッド)」が贈る人気の体験型デジタルアート展「NAKED FLOWERS」を鑑賞。桜×日本の伝統文化をテーマにしたプロジェクションマッピングが歴史的空間を彩った。香りや音など五感で楽しむ新感覚のお花見だった。
文化財を特別公開! 一夜限りの演出も
将軍の不在時に武士たちが警備した門番所「番所」は、通常非公開の文化財。城の改修も担当した江戸時代を代表する作庭家で茶人の大名 小堀遠州の装束が展示され、琴の生演奏が華をそえる。
同じく通常非公開の文化財「清流園の香雲亭」では、大正天皇即位の際に饗宴で披露された「五節の舞」装束を鑑賞。先斗町の芸妓さんが笛と鼓を即興で競演する「一調一管」とともに楽しんだ。
二の丸御殿の台所前の庭には、この日のために用意されたインタラクティブアート空間「夜桜茶会」が。壁面に投影された円窓に近づくと障子が開き、春にちなんだ和歌が現れる仕掛け。空間映像とライトアップで360度桜に囲まれた空間の中で、写真や動画を撮って楽しむ人が多く見られた。
アメックス「知新の扉」とは?
「日々、世界最高の顧客体験を提供する」をビジョンとして掲げるアメックス。「アメックスイベント知新の扉」とは、美術館や博物館の貸し切りによるプライベート鑑賞など、個人ではかなえられないカード会員だけの特別な体験を届けるプログラムだ。アメックスは他にもテーマパークの貸し切り、一流の料理人によるダイニングイベント、ゴルフプロとのラウンドプレーなども会員向けに提供している。