映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 ‐運命-』大ヒット御礼!タケミチが行く!舞台挨拶リベンジツアーが都内で31日に行われ、北村匠海、SUPER BEAVER(渋谷龍太、柳沢亮太、上杉研太、藤原“34才”広明)が登場した。

  • 左から北村匠海、渋谷龍太、柳沢亮太、上杉研太、藤原“34才”広明

    左から北村匠海、渋谷龍太、柳沢亮太、上杉研太、藤原“34才”広明

同作は和久井健による人気漫画『東京卍リベンジャーズ』の実写化作。どん底人生真っ只中のダメフリーター・花垣武道(北村)が、何者かに背中を押され線路に転落した瞬間、不良学生だった10年前にタイムスリップし、人生唯一の彼女・橘ヒナタ(今田美桜)を助けるために、ヒナタの弟・ナオト(杉野遥亮)とともに過去と未来を行き来しながら関東最凶不良軍団・東京卍曾に挑んでいく。北村匠海、山田裕貴、今田美桜、杉野遥亮、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、永山絢斗、村上虹郎、高杉真宙、間宮祥太朗、吉沢亮と旬の俳優陣がそろった。

前作から主題歌を担当するSUPER BEAVERと、北村が所属するDISH//はフェスでも同じステージに立ったそうで、北村は「僕がライブのMCで『タケミチとしてSUPER BEAVERにバトンをつなげます』という話をして、渋谷さんが(前作の主題歌の)『名前を呼ぶよ』の前に『タケミチ、バトン受け取ったよ』、そこでもう俺にしか刺さらない、僕へのラブコールだと思って。『いまーす!』となって」と明かす。渋谷は「見てくれてると言ったもんで、何か言おうとしたらすごくキザになっちゃった」と照れていた。

また「仲間とは」という質問には北村が「僕は役者も音楽もやっているので、仲間という幅もすごく広くて、『リベンジャーズ』を一緒に頑張ってる同世代もそうですし、音楽では自分のバンドメンバーも仲間ですし。僕は今回『リベンジャーズ』で主演張らせてもらって、そして普段ボーカルとしてやらせてもらう時も『こいつらのために頑張ろう』という気にさせてくれるのが僕は仲間だなというか、『誰かのために』という対象が聞いてくれる皆さん、そして自分の横にいてくれる仲間達」と答える。「自分の矢印が向けられる人たちのことを僕はきっと仲間と呼んでるんだろうなとすごく思いますし、同世代の『リベンジャーズ』出てる仲間たちなんかは、芝居でもお互いを刺激しあって手を伸ばしあって、今この映画業界だったりとか、いろんなことを各々が抱えながら、各々のステージで頑張りながら刺激し合える。お互いに上に上に全員が手を繋いで昇っていける人たちなので、一生大事にするような人たちだなと改めて思います。自分の人生のエンドロールに名前が上がる人たちと僕はもうすでにたくさん出会えてるっていうのはすごく感じます」と語り、拍手が起きた。

渋谷は「生きる原動力になる存在そうそう出会えるものではないと思う。たぶん会った時には決定付けてなくて、自分がどうしたいかとか、相手がどうしたいかという気持ちをお互い交換しあった時に、結果的に運命的な出会いだったり、仲間と呼べるものにどんどん変化していくものだと思うんですけど、仲間の存在意義っていうのは、自分が思ってる楽しいっていうのをさらに増幅させてくれる存在だと思っていて」と回答。「自分1人で成し遂げることよりも、4人で成し遂げたことの方が面白いという経験を何度も何度もさせていただいている。自分の楽しい、そして相手の楽しいを共有し合えるような、共有した時にもっと楽しいって思えるような存在が、自分にとっては仲間かなと思っているので、家族とも友達と親友と呼ばれるものとも少しベクトルが違う。自分にとって欠けちゃいけない存在のことを仲間と呼ぶのかなと。そんなふうに思っております」という渋谷に、北村は「ライブのMCみたい」と感心していた。

この日は観客にサプライズで、今作の主題歌「グラデーション」を生披露。渋谷は北村に「ちょっとずつ伏線作るのが上手すぎるんです。ちゃんと道作ってもらってる」と感謝し、「そういうこともできるのね、びっくりしちゃった」と驚く。実際に歌が披露されると、会場は拍手に包まれ、北村は「感想も何も、良すぎるよ。良すぎた。僕今日舞台挨拶4本目でちょっと疲労もありながらだったんですけど、めちゃくちゃ元気出ました。すごいプレゼントで、ありがとうございます」と感激を表した。