TBSの安住紳一郎アナウンサーが第60回ギャラクシー賞(主催:放送批評懇談会)のラジオ部門 DJパーソナリティ賞を受賞し31日、都内ホテルで行われた贈賞式に出席した。
2005年から継続中のTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国(にち10)』について「安住アナのラジオ愛があふれる番組です」「知名度、実力、放送文化への貢献度は誰もが認めるところであり、ギャラクシー賞60周年の今年を飾るにふさわしい放送人の代表として称えます」などと評価された安住アナ。
MCを務めた元フジテレビアナウンサーの長野智子から局アナへのこだわりを聞かれると、TBSホールディングスの佐々木卓社長と数年前に話し合いをしたことを明かし、「優秀なアナウンサーこそ局に残ってほしいということで、いろいろ待遇面など相談させていただきまして。非常に理解のある社長で、ぜひ局アナとしてこれからもやっていこうという話し合いが何年か前にありまして」と語った。
さらに、「テレビ、ラジオの変革期にドラスティックに関われるのは放送局員という立場でもあるなということで続けております」と述べ、「その施策とは裏腹に近年、離職者が相次いでおります」と自虐気味に話して笑いを誘った。