オーディオテクニカは、レコードを挟んで再生できるプレーヤー「サウンドバーガー」の通常販売を決定。公式オンラインストアと、家電量販店などの一部ECサイトで5月31日から先行販売を開始した。価格はオープンプライスで、店頭価格は24,000円前後を見込む。

  • 復刻の「サウンドバーガー」通常販売モデル(AT-SB727/レコードは別売)

同社は2022年に、創業60周年記念モデルとしてサウンドバーガー「AT-SB2022」(レッド)を復刻したが、11月7日の発売日にすぐ在庫切れとなり、12月1月の再販分も間を置かずに販売終了。今回、型番を「AT-SB727」に変え、カラーバリエーションをブラック、イエロー、ホワイトの3色展開に改めた通常販売モデルとして新たに投入する。ホワイトのみオーテク公式オンラインストアで限定販売。ブラックとイエローの店頭販売分は6月20日から予約受付を開始し、6月23日に発売予定。

  • 別途用意したアクティブスピーカーなどと組み合わせて使える

  • レコード(別売)の再生イメージ

主な仕様はAT-SB2022と共通。ベルトドライブ方式で33/45回転に対応し、Bluetoothによるワイヤレス再生でレコードの音楽を楽しめる。付属のオーディオケーブルでアクティブスピーカーやヘッドホンなどに有線接続することも可能(本体からは直接音を出せない)。バネにより針圧をかけるダイナミックバランス方式のトーンアームと、交換可能な針を採用しており、針先は別途用意した「ATN3600L」に交換して使える。USB Type-C充電に対応し、連続再生時間は約12時間。

  • 上面

  • 利用イメージ

本体は「1980年代のトレンドを意識したレトロなデザイン」で仕上げており、初期モデルの広告イラストを使って懐かしい雰囲気を再現したクラフトパッケージを採用している。USB充電ケーブル(USB-C to A)、オーディオケーブル、45回転用アダプターを同梱する。

  • 懐かしい雰囲気を再現したクラフトパッケージ