友だち4人で集まったときに、何をして遊べばいいか悩む方も多いのではないでしょうか。
本記事では、おすすめの4人でできるゲームを「道具なし」「アナログゲーム」「オンラインゲーム」に分けて紹介します。いつもとは違うゲームに挑戦してみたいという方はぜひ参考にしてください。
4人でできるゲーム【道具なし編】
想定外の待ち時間や移動中など、道具を用意できない状況で暇になってしまうこともあるでしょう。そんなときの暇つぶしにも最適な、道具を使わずに楽しめるゲームを紹介します。
カタカナ・英語禁止ゲーム
カタカナ・英語禁止ゲームは文字通り、カタカナや英語の言葉を使ってはいけないというルールのもと会話するゲームです。日常会話では、意外に多くのカタカナや英語が使われています。誰かがふとしたはずみに言ってしまうことで、楽しく盛り上がることができるでしょう。
シンプルなゲームなので、軽い罰ゲームを用意してみたり、言葉を使う別のゲームと組み合わせて遊んでみたりするのもおすすめです。
山手線ゲーム(古今東西ゲーム)
山手線ゲーム(古今東西ゲーム)は一つのテーマを決めて、そのテーマに合う言葉を順番に言っていくゲームです。制限時間内に思いつかなかったり、すでに出た言葉を言ったり、テーマに合っていない言葉を言ったりすると脱落してしまいます。
テーマを「山手線」にして、山手線の駅名を答えていくゲームが名前の由来。「山手線ゲーム!いえーい!」の掛け声とともに始めて、拍手を2回挟み、順番に単語を言って進行する形式が一般的です。
限定しりとり
道具を用意できない状況でも楽しめる定番の暇つぶし「しりとり」。普通のしりとりでも暇つぶしになりますが、簡単すぎて楽しくないと思う方もいるかもしれません。その場合は、時間や使う言葉に条件を付けた「限定しりとり」がオススメです。
制限時間を設けてみたり、しりとりで会話したり、特定の文字数の言葉だけを使えるようにするなど、条件を設けることで難易度が増してより楽しめます。共通の趣味を持つ友だち同士で集まっているときは、その趣味に関連する言葉に限定することで、さらに盛り上がるでしょう。
たけのこニョッキゲーム
たけのこニョッキゲームは、他の人と被らずに「ニョッキ」と言うゲームです。始めに一人が「せーの」と掛け声を言って、全員で「たけのこたけのこニョッキッキ」と合わせて始まります。
その後、その場の誰かが手を合わせて頭の上に挙げ、たけのこの形を作りながら「1ニョッキ」と言います。他の人も続いて「2ニョッキ」、さらに「3ニョッキ」と順番に数を増やしていって、同じ数字を複数の人が同時に言ったらアウトというルールです。単純なゲームですが明るい雰囲気になれます。
ウミガメのスープ(水平思考ゲーム)
ウミガメのスープは別名・水平思考ゲームとも呼ばれます。「ウミガメのスープを飲んだ人が翌日自殺をしてしまった。なぜか?」という問題が名前の由来です。
ルールは簡単で、不可解な謎を出す出題者に対し、他の人が「YES」「NO」で答えられる質問をして、その謎を解き明かしていきます。出題者は質問に対して、「YES」「NO」「真相に関係ない」の3種類のみで答えます。問題はインターネットにさまざまなものが紹介されているので、参考にするといいでしょう。
私は誰でしょうゲーム
私は誰でしょうゲームは、出題者が有名人や身の回りの物になりきって、解答者がそれを予想するというゲームです。
出題者がいくつかのヒントを与え、最後に「私は誰でしょう?」と言った後、解答者が自分の予想を答えます。
出題者と解答者が逆になり、一人以外が答えを知っていて、知らない一人に対して「あなたは〇〇です」とヒントを与えることで、自分が何者かを考える形式でも楽しめます。
親指ゲーム
親指ゲームは、全員が親指を上向きにした両手の拳を揃えて前に出し、掛け声とともに親指が上がる数を当てて遊ぶゲーム。掛け声は「いっせーのせ」「いっせーので」「チッチッチッバリチッチ」など、地域によってさまざまです。
このゲームでは参加者が順番に、交代で手番を行います。自分の手番で、掛け声とともに数字を宣言し、全参加者は掛け声に合わせて好きな数の親指をあげます。宣言された数字と親指が上がった数の合計が一緒であれば成功です。成功した手番の人は片手を下ろし、両手を下ろした参加者から勝ち抜けします。
愛してるゲーム
愛してるゲームは、女子会や合コンなどでも盛り上がれるゲームです。一人が相手に対して「愛してる」と伝えます。言われた人は「本当に?」と返事をして、何回も「愛してる」と言わせます。どちらかが照れたり、笑ったりしてしまったら負けです。
3人以上の場合は、最後まで残った人が勝ち。真剣なまなざしで言ったり、体の動きを取り入れて大げさに言ってみたり、勝つためのアイデア次第で大盛り上がりが期待できます。
4人でできるゲーム【アナログ編】
次に、4人で遊べるアナログゲームを紹介します。ボードゲームは専用の道具が必要になるので、遊びたい場合は事前に準備しておきましょう。
人生ゲーム
人生ゲームはボードゲームの定番。すごろくを一つの人生に見立てたゲームで、ルーレットを回し、出た数の分だけマスを進んで資産を増やします。遊ぶたびに結果が大きく変わるため、一日中遊べるゲームです。
「ポケモン」や「ドラえもん」などキャラクターに関連するもの、特殊ルールがついているものなど、さまざまな人生ゲームが発売されています。おもちゃ屋さんで自分好みの人生ゲームを探してみてください。
トランプ
トランプは4つの記号と1〜13の数字が書かれたカードを使う定番ゲーム。かさばらずに持ち運びやすいので、荷物が多いお泊り会のときにもぴったりです。
「神経衰弱」「ババ抜き」「大富豪」が有名ですが、他にも「七並べ」「ポーカー」「スピード」「ブラックジャック」など、さまざまな遊び方があります。
UNO
UNOはトランプと同じく有名な定番カードゲームです。場にあるカードと、色か数字が同じカードを順番に出していくゲームで、特殊カードによる妨害がゲームを大きく盛り上げます。
遊ぶには専用のカードを必要としますが、最近ではスマートフォンアプリでも配信されているので、ダウンロードすれば好きなときに遊ぶことも可能です。
ワードウルフ
ワードウルフは紙とペン、もしくはスマートフォンさえあればいつでもできる手軽なゲームです。
ルールは簡単で、渡されたお題について全員で話し合いながら、違うお題を与えられた人を見つけます。お題が何なのかを探り合う駆け引きが楽しい遊びです。
お題を渡すために紙とペンが必要になります。ただし、アプリでも配信されているので、紙とペンが無くてもスマホさえあれば遊ぶことが可能です。また、ブラウザ上でワードウルフが遊べるサイトもあります。
ワンナイト人狼
人狼は、人間を食べてしまうという設定の“人狼”を探し出すゲーム。本来であればかかる日数(ターン数)は人数によって増減しますが、ワンナイト人狼は1日だけのシンプルな人狼です。
ワンナイト人狼の場合、一戦にそれほど時間がかからないため、サクッと手軽に遊べます。また、3人以上から大人数まで広く対応している点も魅力的です。スマホアプリもあり、スマホ1台あればプレイできます。
カタン
カタンは道や都市を建築して陣地を取り、資源を集めて発展することでポイントを稼ぎ、勝利ポイントを目指すゲームです。資材にはさまざまな種類があり、どのような行動をする場合でも使用します。上手くやりくりをして勝利を目指すのが楽しい遊びです。
資材をプレイヤー同士で交換できるルールによって、遊ぶ人たち同士でしゃべって交流できます。他の人の手番でも待ち時間にならないため、複数人で楽しく遊べるのがうれしいポイントです。
ドミニオン
ドミニオンはカードを集めてデッキ(自分の手札)を作っていくゲームです。最初は全員同じデッキですが、カードを集めてさまざまなデッキを作り、勝利点を集めていきます。
「ポケモンカードゲーム」「マジック・ザ・ギャザリング」など、カードゲームを嗜んでいる方には馴染みやすいかもしれません。拡張セットが複数発売されているので、飽きずに何回も遊べます。
4人でできるゲーム【オンライン編】
最後に、離れた場所にいても一緒に遊べるオンライン対応ゲームを紹介します。
MONOPOLY
ボードゲームの名作・MONOPOLYはオンラインゲームでも楽しめます。プレイヤーがサイコロを振ってマスを土地として購入していくゲームです。
自分が買った土地のマスに他の人が止まると、レンタル料としてお金を受け取れます。レンタル料や税金のお金を払えなくなったプレイヤーは脱落し、最後まで残った人が勝利です。iPhone、Androidどちらでもダウンロードできます。
漢字ダッシュ
漢字ダッシュは、漢字の読みを解答することでカーレースに勝つ、早押しクイズゲームです。漢字はレースの参加者がデッキとして登録したものから出題され、自分が登録した漢字の読み方を覚えておくと有利にゲームを進められます。
ランダムマッチモードがあるほか、フレンドモードでは知り合いとのプレイが可能です。最大4人まで遊べて、iPhone、Androidのいずれでもダウンロードできます。
Among Us!
Among Us!は「宇宙人狼ゲーム」と銘打たれたゲームです。プレイヤーは宇宙船内でタスクと呼ばれる仕事を行うクルーと、クルーを食べるインポスターに分かれて戦います。
iPhone・Android・Nintendo Switch・PS4・PS5・パソコンなど、さまざまな環境で遊ぶことが可能です。4人でもプレイできるゲームですが、さらに大人数で遊ぶとより盛り上がります。
オーバークック
オーバークックは、最大4人でのマルチプレイを楽しめるクッキングゲームです。プレイヤーは協力して料理の完成を目指します。
オーバークックは続編のオーバークック2も発売されていて、ダウンロードコンテンツまで含めると、遊べるステージ数が非常に多いことが特徴です。Nintendo Switch・PS4・PCでそれぞれダウンロードして遊べます。
マリオパーティ
マリオパーティは、サイコロを振るボードゲームの要素に多種多様なミニゲームを追加した、マリオが登場するパーティーゲームです。
プレイヤーはサイコロを振ってすごろくを進み、ミニゲームに勝ってスターやコインを集めます。最新作では80種類のミニゲームがあり、さまざまな楽しみ方ができるのが特徴です。シリーズ作品が15種類以上出ていて、最新作はNintendo Switchで遊べます。
大乱闘スマッシュブラザーズ
「スマブラ」の略称で知られる大乱闘スマッシュブラザーズは、お馴染みのゲームキャラクターたちが一堂に会する対戦型アクションゲーム。任天堂のゲームですが、ゲストキャラで他社の有名キャラクターも多く出演しています。
技で相手を攻撃して相手をふっとばすという簡単なルールで、誰でも楽しく遊べるゲームです。さまざまなルール設定を行えるため、初心者から上級者まで楽しめるでしょう。最新作の「大乱闘スマッシュブラザーズ Special」はNintendo Switchで遊べます。
4人でできるゲームに挑戦してみよう
4人でできるゲームを21種類紹介してきました。道具なしで手軽に始められるものから、定番のボードゲーム、最新のゲーム機器を使ったものまで、4人で遊べるゲームにはさまざまな種類があります。
シンプルなルールで一見簡単そうに思えるゲームでも、やってみると意外に難しく、熱中して盛り上がれるものです。4人で遊ぶ機会があるときは、ぜひ今回紹介したゲームに挑戦してみてはいかがでしょうか。