タイガー魔法瓶は5月30日、約20年ぶりとなる電気圧力鍋の新モデル「TIGER COOKPOT(タイガークックポット)」を発表した。同社の創立100周年記念モデルでもある。発売日は6月21日で、推定市場価格は24,800円。本体カラーはマットブラックとマットホワイトの2色を用意する。

  • タイガー魔法瓶の電気圧力鍋「TIGER COOKPOT(タイガークックポット)」

TIGER COOKPOT(品番「COK-A220」)は、「料理を一番楽しい家事にしたい」をコンセプトに、毎日の使いやすさと料理の美味しさを追求したという。機能と合わせて、キッチンインテリアに合うデザインを開発した。コンパクトながら、うま圧、高速、スロー調理、低温調理、無水調理、発酵、ベイク、炊飯、茹で、温めという10役をこなす。

独自の「うま圧(1.15気圧)」は、タイガー魔法瓶が圧力炊飯器で培った温度コントロール技術を導入。食材に合った圧力負荷をかけることで、食感や栄養素を生かせる調理を実現した。調理工程にかかる時間も大幅に短縮でき、うま圧メニューでは約7分で減圧を完了。忙しい時間帯の時短調理に役立つ。

肉じゃが、豚の角煮、ローストビーフといった定番メニューはもちろん、発酵やスイーツなど40種類のメニューを標準搭載。タイガーレシピポータルサイトに掲載しているメニューと合わせると、100種類以上のレシピを用意している。

  • 独自の「うま圧(1.15気圧)」をはじめとして、40種類のオートメニューを搭載

炊飯にも対応し、炊飯器のノウハウを生かした炊飯プログラムを新規開発。ごはんを1.15気圧で適切に炊き上げ。従来モデルの2003年製「CAA型」と比べると、ごはんの甘みは1.6倍になるとしている。

お手入れパーツが3点のみで、つゆ受けと内ぶたは食器洗い乾燥機に対応。また、直感的な操作性、持ち運びやすい内なべ構造、ふたを片手でゆっくり開けられるアシストオープン、ワンタッチでオンオフできる圧力ロックなど、さまざまな工夫を盛り込んでいる。

本体サイズはW281×D274×H226mm(ふた開き時は427mm)、重さは3.6kg。調理容量は1.4L、満水容量は2.2L、炊飯容量は白米が0.18~0.54L(1~3合)、玄米が0.18~0.36(1~2合)、使用最高圧力は15kPa。メニュー(マニュアルモード)でうま圧、高速、スロー、無水、発酵、ベイク、温めとなる。