200万ドル(約2.7億円)以上を費やし、若返り実験を繰り返していると話題だった米カリフォルニア州在住の起業家ブライアン・ジョンソンさん。若返りのために今度は、17歳の息子の血液を自身に注入したのだとか。
ジョンソンさんは、18歳の体を手に入れることを目標にした「Project Blueprint」と呼ばれる若返り実験の被験者であり、30人の医療チームによるサポートを受けながら、老化プロセスを逆転させようと、これまでにも様々な実験をうけている。たとえばサプリメント摂取からはじまり、ヴィーガン食、運動、睡眠管理などを日常的に行っているほか、毎月、痛みを伴うような医療行為にも耐えているそう。
そのジョンソンさん、今度は17歳の息子と、70歳の父親とともに米テキサス州ダラス近郊のクリニックへ。そこで、17歳の息子から全身の血液の約5分の1にあたる1リットルの血液を採取し、血漿(けっしょう)と呼ばれる血液成分を抽出。それを自身に注入したのだそう。また、ジョンソンさん自身も1リットルの血液を採取し、70歳の父親に提供したという。
血漿は、血液中の黄色い液体で、体内でホルモンや栄養素、老廃物などを運搬する役割などを担っているそう。自己免疫疾患や凝固障害、免疫不全の治療に使用されることがあるのだとか。ちなみにジョンソンさんは、以前にも、若い匿名のドナーから血漿輸血を受けたことがあるとのこと。なお、この実験の方法に関して、マウスを使った研究は行われているものの、人間での有効性や、安全性は証明されていないとされている。
ネット上では「リアル吸血鬼w」「こいつあと150年は生きるよw」「現代医療が生み出したヴァンパイアの手法だね\(^o^)/」などの声が寄せられた。