エレコムは5月30日、テスコム電機グループの株式を保有するティーエスシーの全株式を譲り受ける契約(子会社化)を、5月29日に締結したことを発表した。取得株式数は256,000株、株式譲渡実行日は2023年7月26日を予定。

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エレコムは2022年に「調理家電」の領域へ既に本格参入をしており、現在は「家電」領域を新規事業のテーマとして掲げている。

テスコム電機グループは、ヘアードライヤーやヘアーアイロンなどの美容家電製品、ミキサーやスティックブレンダーなどの調理家電製品、フットマッサージャーなどの健康器具といった主力製品を展開している。

エレコムは今回の株式取得の目的を、エレコムが従来展開している調理家電などの家電製品群にこれらを加えることで、新規事業である家電事業を速やかに拡大することだと説明している。

また、エレコムが強みとする家電量販店への展開力や営業力により、テスコム電機グループの製品の販売力拡大および製品力と販売力を組み合わせたシナジー効果を狙っているという。