NTTドコモ傘下のドコモ・バイクシェアは5月29日、東京都のEVバイク等利活用促進事業の一環として、お台場・有明エリアで「東京EVバイクシェア」を開始した。
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東京EVバイクシェア
同社は自転車シェアリング事業を主軸としており、東京都千代田区の「ちよくる」など、各自治体から受託して運営しているコミュニティサイクルが代表的なサービスとして知られる。
今回スタートした東京EVバイクシェアでも、会員向けスマートフォンアプリや貸出管理用の車載機器などのシステムは既存のシェアサイクル向けのものを流用しているが、車両に電動3輪バイク「GOGO!」を導入したことが主な違いとなる。免許証の確認を行う都合上、1～2時間程度の余裕をもって事前に会員登録をするよう勧めている。
前2輪・後1輪の3輪バイクでミニカー登録（青ナンバー）の車両であるため、原付免許では運転できず、普通自動車免許以上が必要となる。また、二段階右折は禁止される点や法規上はヘルメットの着用が必須でない点も原動機付自転車との違いとなる。なお、同社では「安全のためにヘルメットの着用を推奨する」と説明しているが、ヘルメットの貸出・備え付けは行っていないので注意が必要だ。
設置ポートはヒルトン東京お台場（東京都港区台場1丁目9番1号）、東京ビッグサイト（東京都江東区有明3丁目11番1号）、有明センタービル（東京都江東区有明3丁目4番2号）の3カ所で、計20台を運用する。
