クラシエ薬品は5月29日、Z世代のヘルスケアに関する意識調査の結果を発表した。調査日は4月26日、調査対象は15~24歳の個人、有効回答は130人。
同調査で、4月の新年度や新学期が始まってから感じている不調はあるか質問したところ、6割以上が何らかの不調を感じていることが判明。具体的には、「人間関係に関するストレス」が28.0%と最も多く、次いで「気疲れによる疲れやすさ」・「不規則な睡眠リズムによる眠気」が同率の22.0%と続いた。
また、「マスクの着脱に関するストレス」については8.0%にとどまり、マスク着用が個人判断になった影響がみられた。
続いて、不調を感じたときの対処方法を尋ねると、半数以上の52.0%が「とりあえず様子を見る」と回答し、Z世代の約半数は不調に対してすぐには対処しないことがわかった。
以降、「インターネットで検索」が21.0%、「家族に相談」が20.0%、「市販薬で対処する」が18.0%、「病院に行く」が14.0%と続き、「情報収集先としてネットや家族に信頼を置いている傾向」も浮き彫りになった。
この他、「SNSで似た症状を探す」との回答も13.0%あり、同調査では「健康に関しても、情報収集にSNSを活用している」と分析している。