主婦の友社は5月22日、『動物行動学+猫マンガ ニャン学』(1,430円)を発売した。
コロナ禍中、家で過ごす時間が増えたことで、ペットを飼う家庭が増えたことが話題となっている。しかし、飼い始めて猫や犬の行動に困ったり、特有の習性に戸惑ったりする飼い主さんも少なくないという。
同書は、そのような猫の飼い主から寄せられた悩みや質問に、動物行動学者の茂木千恵先生が回答するマンガ仕立ての本。「フードを食べたり食べなかったりする」「トイレ以外の場所で排泄するようになった」など、20の実例を紹介している。
「動物行動学」とは、動物の行動や習性、心や感情も研究する学問のこと。それらのエビデンスをもとに、多くの猫や犬の飼い主さんのカウンセリングを手掛けている茂木先生が的確で明快なアドバイスをしている。
ときには、飼い主さん宅へ出張カウンセリングにも訪れ、猫の飼育環境、家族状況なども見極めたうえで、問題行動の原因を指摘する。
最新の研究を踏まえ、猫の行動の理由や習性のナゾ、知りたかった気持ちがわかって役立つ猫の飼い主必読の一冊であるとのこと。