JR九州は、2022年9月と2023年3月に実施したダイヤ改正後の利用状況等を踏まえ、2023年7月1日にダイヤの一部変更を実施すると発表した。朝と夕夜間に福間駅に停車する特急列車(「ソニック」「きらめき」など)が増え、同駅から北九州地区への通勤・通学等の利便性が向上するという。

  • 博多駅から小倉・大分方面へ運転される特急「ソニック」(883系)

現在、福間駅では朝の時間帯に博多方面の一部特急列車、夕夜間に小倉方面の一部特急列車が停車。7月1日のダイヤ変更で、新たに計6本(上下各3本)の特急列車が福間駅に停車する。

朝の時間帯、博多駅を6~7時台に発車する「ソニック1・3号」(大分行)と「にちりんシーガイア5号」(宮崎空港行)が福間駅に新規停車。「ソニック1号」は福間駅6時37分発、「ソニック3号」は福間駅7時21分発、「にちりんシーガイア5号」は福間駅7時52分発となる。「ソニック3号」は博多駅6時48分発・福間駅7時18分着の上り普通列車と接続するため、特急列車の停車しない駅(九産大前駅から千鳥駅までの各駅)から福間駅で「ソニック3号」へ乗り換えられる。

夕夜間は小倉駅を17~19時台に発車する「ソニック44・48号」(博多行)と「きらめき5号」(博多行)が福間駅に新規停車。「ソニック44号」は福間駅18時13分着、「ソニック48号」は福間駅19時12分着、「きらめき5号」は福間駅19時56分着となる。「ソニック44号」は福間駅18時17分発、久留米行の下り普通列車、「ソニック48号」は福間駅19時16分発、久留米行の下り普通列車と接続するため、福間駅で特急列車から同駅始発の普通列車に乗り換え、特急列車の停車しない駅(千鳥駅から九産大前駅までの各駅)へ行くことも可能になる。