JR九州は、日豊本線の鶴崎駅など大分地区の5駅について、駅係員が常駐せず、オペレーターが遠隔で見守りや案内を行う「スマートサポートステーション」の対象駅にすると発表した。

  • 大分地区の日豊本線を走る普通列車

「スマートサポートステーション」は、駅係員が常駐する代わりにカメラやインターホンを設置し、始発列車から最終列車までサポートセンターのオペレーターがカメラを通じて安全を見守り、インターホンを通じて利用者へ案内を行う駅。係員が1日1回以上巡回して機器の点検と清掃を行うほか、乗降り等に介助が必要な場合やトラブルが発生した場合など、スタッフが現地に赴いて対応する。

大分地区では現在、5駅(牧駅、幸崎駅、滝尾駅、敷戸駅、大分大学前駅)が「スマートサポートステーション」対象駅となっている。7月1日以降、新たに日豊本線の高城駅、鶴崎駅、大在駅、坂ノ市駅、豊肥本線の中判田駅が対象駅に。これら5駅を含む計10駅でのサービスとなり、いずれの駅も大分駅構内のサポートセンターからオペレーターが管理する。なお、鶴崎駅は一部時間帯のみ駅係員を配置し、販売窓口の業務を行う。