舞台『セトウツミ』のフォトコールが26日に東京・東京芸術劇場プレイハウスにて行われ、牧島輝、有澤樟太郎らが登場した。

  • 左から有澤樟太郎、牧島輝

    左から有澤樟太郎、牧島輝

同作は此元和津也による同名漫画の舞台化作。関西の男子高校生の瀬戸(有澤)と内海(牧島)が、放課後に河原で交わす、他愛のない会話を描いていく。プライベートでも大親友という2人は原作のファンであり、以前より本作の舞台化を熱望していたという。ほか佐藤日向、納谷健、岩崎正寛、南沢奈央が出演する。

公開フォトコールでは、「ムカーとスッキリ」「パッカーとカップ―」を上演。東京公演は東京芸術劇場 プレイハウスにて5月27日〜6月4日、大阪公演は梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて6月9日〜11日。 ライブ配信も行う予定で、東京の6月3日18:00公演はヴィジュアル撮影風景映像付き、大阪の6月9日18:00公演は稽古場風景映像付きとなっている。

牧島輝 コメント

自分のイメージより大きな舞台で上演することになり、驚きと動揺はありましたが、カンパニー全員で仲睦まじく稽古ができたことで今日を迎えられました。長期間稽古が出来たことで、いつもよりセリフが身体に馴染めている印象がありますし、いつもと違ういい形で初日が迎えられるんじゃないかと思います。
河原に二人がいて、二人に関わってくる誰かがいて、そんな景色を見る感覚で舞台を観ることができる、なかなかない舞台になっています。
どこにでもあるような場所ですが、二人にとってはかけがえのない場所ですし、自分にもこんな場所があったなとセットを含めて懐かしんで楽しんでいただけたら嬉しいです。

有澤樟太郎 コメント

この作品は僕と輝の二人が「いつか上演したい!」という想いから生まれた舞台です。
瀬戸と内海の掛け合いが主ではありますが、他のキャラクターが出てくることで雰囲気が変わり、またいろいろな空気感を感じられる作品だと思います。二人の掛け合いももちろんですが、登場人物とのやりとりや関係性も楽しめて、そこでさらに瀬戸や内海というキャラクターがより分かると思いますので、是非注目していただきたいです。
大阪が舞台であるこの『セトウツミ』を時間をかけて沢山稽古をしたことで、キャスト全員がどんどん大阪に馴染んでいて、ネイティブ大阪になっていると思います。全国にいるお客様、海外にいるお客様にも是非楽しみにしていただきたいです。

佐藤日向 コメント

樫村一期、ハツ美を演じます佐藤日向です。
主演のお二人が立ち上げた企画から始まったこの作品に演者として携わらせていただき、とても嬉しく思います。
稽古を重ねていくうちに難しさを感じつつもキャストの皆様が本当に面白く、
普段の会話から「セトウツミ」を感じていました。
初日の幕が開き、舞台上で皆様の笑い声を聞けるのがとても楽しみです!
東京、大阪、そして名古屋での公演をよろしくお願いします!!

納谷健 コメント

『セトウツミ』舞台化の課題と舞台での田中くん達の在り方と向き合った日々がお客様に届く。
……めっちゃ緊張します。それぞれの日常が流れていくようにリラックスして臨みたいです。
微笑ましく見届けていただければ幸いです。

岩崎正寛 コメント

「人生は暇つぶし」とも言われますが、内海くんが過ごした高校3年間の暇つぶしの時間を2時間ちょっとで皆様にお届けします。対岸にいる高校生たちの姿をボーッと眺めるような心持ちで一緒にこの河原に腰掛けて下さいませ。思い思い集まっていただいたこの時間が皆様の心に残る壮大な暇つぶしの一つになります様に!

南沢奈央 コメント

牧島さんと有澤さんのセトウツミコンビ、控えめに言っても最高です。お二人にしか出来ない、息の合った掛け合いがグルーヴ感を生んでいて、わたしも初めての関西弁でのお芝居でそこに乗っていけることが楽しいです。またここから、お客様に観ていただくことで進化していくと思うので、幕が開けるのが待ち遠しいです!