都内でサイクリングを楽しもうと思ったら、大きな公園の中を走ってみるのも気持ちがいいものです。

車の往来がなく安全なのはもちろん、自転車の貸し出しを行っている施設もあり、手軽に楽しめるのもポイント。マイナビニュース読者に聞いた、おすすめ公園サイクリングコースをご紹介します。

【1】駒沢オリンピック公園

東京都世田谷区・目黒区にまたがる「駒沢オリンピック公園」。公園を取り囲むように設けられた、全長約2.1kmのコースが「駒沢オリンピック公園サイクリングコース」です。

  • 駒沢オリンピック公園 ※画像はイメージです

23区内とは思えない静かな木漏れ日の中、四季折々の風景を眺めながら爽快なサイクリングが楽しめるのがこのコースの魅力。平坦な部分が多く走りやすい一方で、坂道やトンネル、橋、立体交差などもあり、飽きさせないコース設計になっています。

駒沢公園では一般自転車の貸し出しは行っていないため、一般向けのサイクリングコースを走るには自転車の持ち込みがマスト。一般向けのサイクリングコースのほか、「ペアペア」と呼ばれる四輪自転車をレンタルして走れる「ファミリーコース」や、幼児向けの「チリリンコース」もあり、子ども連れに人気を集めています。

■おすすめ読者コメント
・オリンピックスタジアムを周回する分かりやすいコースで緑が豊富(60代男性/東京都/その他金融)
・適度なアップダウンがある(50代男性/千葉県/その他)

駒沢オリンピック公園
住所:世田谷区駒沢公園、目黒区東が丘二丁目・八雲五丁目
開園日:常時開園
入場料:無料(一部有料施設あり)
公式サイト:駒沢オリンピック公園

【2】水元公園

東京都葛飾区にある水元公園は、小合溜に沿って造られた都内最大の水郷公園。約100品種20万本の花ショウブ、「生きた化石」として知られるメタセコイア約1,800本など、水と緑、花が織りなす景観が来園者の心を癒してくれます。

  • 水元公園 ※画像はイメージです

東京ドーム約20個分の面積を持つ公園だけに、自転車での散策にもうってつけ。新緑のメタセコイアや、小合溜のスイレン、愛らしい野鳥など、都内にいることを忘れるような風景の数々が広がっています。

水元公園では、一般向けのシティサイクルや子ども用自転車などの貸し出しがあるので、自転車の持ち込みは不要。料金も高校生以上200円・中学生以上100円(2時間あたり)と手ごろなので、時間を気にせずのんびりとサイクリングが楽しめます。

ただし自転車の貸し出しは、原則として春~秋の土・日・祝に限られているため、レンタサイクルを利用したい場合は、貸し出しの時期や曜日を事前に確認しておきましょう・

■おすすめ読者コメント
・海外のような景色が楽しめる(40代女性/東京都/通信関連)

水元公園
住所:葛飾区水元公園・水元猿町・東金町五、八丁目・埼玉県三郷市高洲三丁目
開園日:常時開園
入場料:無料(一部有料施設あり)
公式サイト:水元公園

【3】昭和記念公園

東京都立川市・昭島市にまたがる昭和記念公園は、1983年に開園した国営公園。

  • 昭和記念公園 ※画像はイメージです

東京ドーム39個分の広大な敷地には、さまざまなスポーツを楽しめる広場や日本庭園、バードサンクチュアリー、複合遊具、プール、レストランなど多種多様な施設があり、1日いても飽きることがありません。

園内には総延長14kmの自転車専用道路が設けられており、春はサクラにチューリップ、秋はコスモスに紅葉と、季節ごとの自然風景を愛でながらのサイクリングが楽しめます。

サイクリングは、広大な園内を移動する手段としてもぴったり。昭和記念公園では、一般的な大人用・子ども用の自転車のほか、子ども乗せ自転車やマウンテンバイク、タンデム自転車(2人乗り)などさまざまな自転車のレンタルが可能です。

■おすすめ読者コメント
・自然の中を走るので気持ちの良いコース(40代男性/東京都/通信関連)

国営昭和記念公園
住所:東京都 立川市緑町 3173
開園日:4月~9月 有料区9:30~17:00、みどりの文化ゾーン(無料区)8:30~18:00、時期によって異なるため公式サイトを要確認のこと
入場料:大人(高校生以上)一般/450円、小人(中学生以下)一般・団体/無料 ほか
公式サイト:国営昭和記念公園


年齢を問わず安全に、気軽に楽しめる都内の公園サイクリング。ちょっとした気分転換や運動不足解消に、新緑のサイクリングを楽しんでみませんか。