女優の出口夏希と俳優の青山凌大が出演する、コカ・コーラシステム「爽健美茶」の新CM「私を、前へ。」編が、29日より放送される。
新CMでは、出口がヒロイン・ナツキ役で登場。青山演じる男友達のソウタに自分の気持ちを伝えようと一歩前へ踏み出す純朴な姿を描いている。CM楽曲には、幾田りらの「吉祥寺」を採用。“会いたいな 偶然会えないかな”という同曲の歌詞に合わせて、ナツキが“好き”という気持ちを伝えようと葛藤する。
また、新CMと連動したドラマ『君が好き.mp4』も29日からABEMAで配信される。
■出口夏希&青山凌大インタビュー
――全国発売から30年目を迎える「爽健美茶」ですが、お2人の「爽健美茶」にまつわるエピソードと、リニューアルする「爽健美茶」の新CMに出演する意気込みを教えてください。
青山:僕が子どもの頃、お茶を好きになったキッカケが「爽健美茶」だったんです。母が飲んでいたのをいいなと思って、貰って飲んだら美味しかった記憶があって。同世代の方にも「爽健美茶」を飲んで昔を思い出したり、僕みたいにお茶を飲んでいいなと思ったキッカケが「爽健美茶」の方もいたりすると思うので、そういう方に飲んでもらってスッキリしてもらいたいなと思います。
出口:数々の女優さんが出演されてきた「爽健美茶」のCMに、まさか自分も出られるとは思ってなかったので、嬉しい気持ちでいっぱいです!
――いろんなことがある毎日の中で前へ進もうとする人に寄り添う「爽健美茶」は「私を、前へ。」をキーメッセージにしています。それにちなんで、20歳のターニングポイントを迎え、仕事やプライベートで成長したことがあれば教えてください。
出口:元々ネガティブに考えやすいタイプだったんですけど、お仕事をして色んな人と関わってきて、最近すごく自分がポジティブになったなと思うことが増えて。最近で一番成長したことだと思っています!
――CMではナツキがソウタへの思いを伝えますが、電車の音でかき消されてしまいます。あの時ソウタは(ナツキの好きという言葉が)聞こえていたのでしょうか?
青山:ちょっと冷たいことを言うなら、聞こえてなかったほうが後に甘酸っぱさが残るのかな。
出口:え、これ言っちゃっていいんですか(笑)?
青山:なんですか(笑)!
出口:この“好き”は、自分への(ソウタへの気持ちを)確信した“好き”です。
青山:お~なるほど。
出口:ソウタにも向けているけど、自分にも“やっぱり好きなんだ”という気持ちで言ってました。
青山:じゃあ、どうですかね、ソウタに届いたかな~、100%受け取れているかは分からないですけど届いていればいいなと思います!
出口:届いていてくれたら嬉しいです!
――最後に新CMをご覧になる方にメッセージをお願いいたします。
出口:CMでは思いを伝えるシーンで「爽健美茶」を飲みましたが、気持ちを軽くしたい時に「爽健美茶」が寄り添ってくれている気がしました。何かに疲れた時だけじゃなく、自分を前向きにしたい時に「爽健美茶」を飲みながらこのCMを観ていただきたいですし、このCMをキッカケに誰かの気持ちが前向きになってくれたら、嬉しいなと思っております!
■幾田りらインタビュー
――今回、幾田さん作詞作曲の「吉祥寺」が爽健美茶のCMソングとなったことについて、どう思いましたか?
最初にお話を聞いた時は、すごく驚きました。「吉祥寺」を使っていただけるんだと驚いたのですが、実際にCMに使って頂いている映像を見て、すごくマッチしているなと思って。今回採用していただけて、とても嬉しいなと思いました。
――「吉祥寺」という場所は幾田さんにとっても思い出深い場所かと思います。改めてどのような思いでこの曲を作られましたか?
この「吉祥寺」という楽曲は、私のアルバムの中の1曲なのですが、自分のルーツの中から1曲仕上げたいなと思っていました。その中でも、私が学生時代によく通っていた思い出の地である“吉祥寺”という場所を舞台に自分のことを書いていけたらいいなと思って、この「吉祥寺」という曲を作っていきました。実際に、私が通っていた道や、色んな所での思い出のエピソードを拾い集めながら歩いていくというストーリーになっています。
――全国発売から30年目を迎える「爽健美茶」ですが、幾田さんの「爽健美茶」にまつわるエピソードなどありますか?
昔から母がすごく体に気を使って育ててくれたので、その中でもお茶がカフェインゼロかどうかはすごく母が気にしていました。なので、すごく小さい頃から親しみを持って飲んでいますし、だからこそ、今回新CMに採用して頂けたことがすごく嬉しいです。
――今回CMの中で「私を、前へ。」というフレーズが出てきます。ご自身の体験で自分自身の背中を押した「私を、前へ。」なエピソードはありますか?
常日頃から、自分を奮い立たせながら、“がんばれ”という気持ちで自分の背中を押し続けている毎日です。私は、3月に大学を卒業し、学生生活が終わったのですが、音楽活動と並行して学生生活があったため、“忙しいな”“時間がないな、24時間じゃ足りないな”と思う瞬間が何度もありました。そんな中で、周りの人に支えてもらいながら、自分でなんとか最後まで乗り切ろうという気持ちで走り抜けられたのは、すごく自分の人生の糧になったと思っています。
――最後に新CMをご覧になる方にメッセージをお願いいたします。
CMは主人公のナツキが色んな葛藤や、心の中で色々なことにもがきながら前に進んでいくというストーリーです。私がこの「吉祥寺」という楽曲を書いた背景には、学生時代の友達と離れ離れになってから過ごしていく中で、大切にしたい自分の故郷との繋がりをもう一度確かめに行きたいという思いがありました。そこでの“絆は一生もの”だなと改めて気づかされるような、そんな大切な瞬間や、心の動きを曲に描いていったので、新CMの主人公たちの心とリンクすることができたら嬉しいなと思います。今回の新CMと連動した「爽健美茶」のドラマも始まりますので、是非皆さんご覧ください!