コワモテ患者さんの手術で、刺青の部分を切ることになって……。手術室でのエピソードを描いた2コマ漫画がTwitterで人気を集めています。

  • 優しくて良かった(@hiraparukoより引用)

看護師であり漫画家の凪ぱるこさん(@hiraparuko)が経験した、胸元に「鯉」のタトゥーが入った患者さんとのエピソード。コワモテの人を担当するだけでもドキドキしてしまうところですが、今回は肺の手術、ちょうど胸元の鯉の刺青を切らなければならなかったのだそうです。ひ、ひえ〜…。

怒られるんじゃないかとドキドキしながら「この鯉を切らせて頂いても良いでしょうか」と聞いてみたところ…。

「気にせんんでええ ワシはまな板の鯉じゃ〜!」と豪快に快諾するのでした。これ、笑っていいところ?

投稿には、「縫合気使いそう」「わかります」「ワクチン接種でもわりといらっしゃいました」と同業さんたちからの共感の声が多数寄せられています。編集部では、ぱるこさんに話を聞きました。

医療関係者のフォロワーが…

ーー手術室での様子を描こうと思ったきっかけは?

もともとは手術室とは無関係のエッセイ漫画や絵日記を描いていましたが、手術室勤務の経験を活かしてオペナースの日常を一般の方にも分かるように明るく楽しく描いてみよう、と思ったのが描きはじめたきっかけです。ただ、絵日記と言ってはいますが、個人が特定できないようすべての漫画にフィクションを混ぜております。

ーー多くの反響が寄せられています。

一般の方向けに描いたつもりが医療関係者からの反応がとても多く、コメントなどドキドキしながら読んでいました。似たような経験談や面白いといった好意的な反応がほとんどでホッとしました。今まであまりいなかった医療関係者のフォロワーが激増したので、下手なこと描けないなと緊張しています(笑)


コワモテな人が優しいと、ギャップもあってさらなる魅力を感じてしまいますね。手術が無事に終わって、元気に快復されていることを祈るばかりです。