女優の若月佑美が6月27日に発売する初のフォトエッセイ『履きなれない靴を履き潰すまで』(1,980円 扶桑社)の収録エッセイの一部とアザーカットが24日、公開された。
29歳の誕生日に発売する同作は、2019年8月から『週刊SPA!』(扶桑社)で連載してきた同名エッセイを書籍化。同誌に掲載されたエッセイを中心に、連載未掲載エッセイや若月がコンセプトを考案した撮り下ろし写真も多数収録される。さらに、書籍化にあたり新たに撮り下ろしたカットや新作エッセイも収められる。
今回のアザ―カットは、黒い衣装を身にまとった1枚。クールで格好良さを感じさせながらも、抹茶フレーバー、カラフルなチョコをまぶしたドーナツを片手で持ち、どことないいびつさを表現している。
公開されたエッセイ「逝きる」は、“生きる”と“逝く”がテーマ。若月が感じた感情を言葉にし、長い人生を生き抜く中で、逝去間際に“良い人生だったな”と思えるように、前向きに自分らしく生きて行こうというメッセージが込められている。
また、楽天ブックスやHMVオンラインでサイン本の販売が決定したほか、7月1日には大阪、7月2日には東京でスペシャル特典お渡し会も開催。各会場200名限定で、参加者のみがもらえるサイン入りポストカードを配布する。
収録エッセイの冒頭文は以下の通り。
■エッセイ「逝きる」
自分の人生どう生きるか いや、どう死ぬかなのかもしれない
全てを手にしても 何も手にしなくても 結局全員平等に終着点は死なんだよな
だから怯え過ぎなくていいんじゃない? 気にし過ぎなくていいんじゃない?