WOWOWプライム&WOWOWオンデマンドで5月28日から放送・配信される連続ドラマW『0.5の男』(毎週日曜 22:00~全5話※第1話は無料放送、WOWOWオンデマンドは各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信。無料トライアル実施中)の完成報告会が23日、都内で行われ、松田龍平、沖田修一監督が出席した。
2016年公開の映画『モヒカン故郷に帰る』以来、7年ぶりにタッグを組む主演の松⽥⿓平と監督&脚本を手掛けた沖⽥修⼀監督がおくる同ドラマ。実家暮らしの40歳ひきこもり男(松田龍平)が、家の建て替えをきっかけに妹家族と(2.5世帯住宅)に住むことになり、これまで⾃由気ままでストレスフリーな生活を謳歌していた暮らしが⼀変して家族のゴタゴタに巻き込まれながらも少しずつ新しい⾃分になってゆく姿を温かな⽬線で描く。主演の松田ほか、臼田あさ美、西野七瀬、風吹ジュンらが出演している。
沖田監督と初めて組んだ映画『モヒカン故郷に帰る』以来、7年ぶりとなった松田。「15年ぶりでしたっけ?」と天然ぶりも「久々に沖田さんとできるんだと思ってうれしいなという気持ちの反面、プレッシャーというか『モヒカン故郷に帰る』がすごく良い映画だったし、僕もすごく良い気持ちにさせてもらったので今回はどういうアプローチができるかなと撮影入る前はドキドキしていました」と7年ぶりとなる沖田監督とのタッグを待ち望んでいたという。
一方の沖田監督も「『モヒカン故郷に帰る』を撮り終わって僕も松田さんとやりたいなとずっと思っていました。終わった直後に松田さんが『またやりましょう』と言ってくれましたが、また松田さんとやれるチャンスだと思い、僕も今度はどんなことが出来るんだろうと思いながら臨みました」と相思相愛ぶりだった。
同ドラマで実家に暮らす40歳にして無職の引きこもり男・雅治を演じた松田。「ずっとこういう役をやってみたかったので、とうとう来たか! という感じでうれしかったです」とオファー時は喜んだといい、「撮影に入る前に結構雅治のような暮らしをしていました。というのは冗談です」と笑いを誘う場面も。続けて「ゲームをしながらずっとポテチ食べるみたいな生活をしていて、これは役作りなんだと思いながらめちゃくちゃ幸せだなと思って、念願が叶ったという感じでしたね。先の心配をしないで幸せという名のぬるま湯に浸かるのは幸せですね」と満足げだった。