日経BPは5月23日、マーケティング&イノベーション専門メディア「日経クロストレンド」が作成した「トレンドマップ 2023上半期」を発表した。調査では、「マーケティング」「テクノロジー」「消費トレンド」分野で注目されている88のキーワードをランキング化した。
2022年10月の前回調査と比べて将来性スコアが伸びたトップ3をみると、マーケティング分野は、1位「音声SNS」、2位「チャットbot(対話型AI含む)」、3位「ジオターゲティング(位置情報・人流マーケティング)」。テクノロジー分野は、1位「VUI(音声ユーザーインターフェース)」、2位「人間拡張」、3位「スマートフォン」。消費トレンド分野は、1位「越境EC」、2位「インスタ映え」、3位「ナイトタイムエコノミー」となった。
一方、経済インパクトスコアについては、消費トレンド分野の1位「Z世代」が全体でも上昇率トップとなったほか、マーケティング分野では「クッキー代替技術」、テクノロジー分野では「バーチャル・ヒューマン・エージェント(VHA)」がそれぞれ1位を獲得した。
また、今回の調査で新たに追加したキーワードとして、マーケティング分野の「CX(顧客体験)」、テクノロジー分野の「生成AI(ChatGPTなど)」、消費トレンド分野の「リベンジ消費」「リスキリング」の4つを挙げている。