モスフードサービスが展開する「モスバーガー」は、「エビマヨソースの海老カツバーガー」「エビグラスソースの海老カツバーガー」(各520円)を5月24日より期間限定で販売。発売に先立ち試食会があるとの噂を聞きつけた筆者は、新メニューを味わいに都内某所を訪れた。
■キーワードは"規格外"と"エシカル"
今回、発売する「海老カツバーガー」のキーワードは、"規格外"と"エシカル"。ソースに使用されているバナメイ海老の「白姫えび」は、鹿児島県南九州市にて環境負荷の少ない陸上養殖で育てられている。その「白姫えび」は、3~4gの大きさが一般的だというが、モスバーガーで使用するのはなんと約8gの規格外サイズ。市場では販売できないことがあるものを、殻ごとソースに使用しているという。
このように規格外品の使用など"エシカルな取り組み"をしつつ、同社はおいしさも"規格外"を追求。そうして誕生したのが今回発売する「海老カツバーガー」2種である。
「白姫えび」は、一般のバナメイ種の海老よりもアミノ酸含有量が多く、強い甘みや旨みが特徴なんだとか。それを殻つきのまま焼成して煮込みエキスを抽出することで、海老の旨みを余すことなく引き出したソースを実現。早速その味わいを堪能していこう。
■エビマヨソースの海老カツバーガー(520円)
「エビマヨソースの海老カツバーガー」は、こだわりの海老カツにカロリーハーフマヨネーズと細切りレタスを合わせ、その上にエビマヨソースをかけた一品。どこから食べてもぷりぷりのむき海老が出てくる海老カツに、爽やかな酸味と甘みのあるエビマヨソースがマッチする。
ケチャップも使ったエビマヨソースには、レモン果汁が隠し味としてプラスされ、さっぱりとした味わいも楽しめる。サクサクの海老カツにシャキシャキのレタスと食感も楽しく、最後まで食べ飽きることがなかった。
■エビグラスソースの海老カツバーガー(520円)
続いて、"海老"と"デミグラス"を使ったソース「エビグラスソース」が特徴的な本メニュー。海老のむき身をふんだんに使用した海老カツに、マヨネーズとキャベツの千切りを合わせ、その上にエビグラスソースをかけている。
ひと口食べると、コクのあるソースの中に濃厚な海老の風味をしっかり感じられる。エビグラスソースには、エビマヨソースよりも3倍多く「白姫えび」のエキスが加えられており、まさに海老づくしの味わい! また、一緒に煮込まれた玉ねぎがまろやかさとコクを演出しており、食べごたえも◎だった。
■暑い時期にぴったりな新商品も登場!
バーガーだけでなく同期間には、甘夏と不知火(しらぬい)を使用したドリンク2種「まるごと!レモンのジンジャーエールwith甘夏ソース(560円)」と「まぜるシェイク 甘夏」(340円~)も販売する。
そのほか、甘夏ソースをジンジャーエールで割った「甘夏 ジンジャーエール」(290円~)も登場。甘酸っぱさや果実の食感、ジューシーさを感じられる、夏にぴったりなドリンクメニューがそろう。
また、まぜるシェイクの新定番商品として「まぜるシェイク 宇治抹茶~石臼挽き抹茶使用~」(340円〜)を5月24日より販売開始。香り豊かで、ほろ苦さや旨みなどバランスのよい抹茶シェイクを楽しめるとのこと。
スイーツには「ひんやりドルチェ」シリーズより「葛ベリー ~ いちご&ブルーベリー ~」「葛ソーダ ~ パイン&マンゴー 〜」(各種250円/個)が、5月24日より期間限定で登場。涼しげな見た目と、シャリっモチっとした独特な食感の"溶けないアイス"は、手土産にも嬉しい「5個入りBOX」(各1,250円)を用意している。
海老カツバーガー2種はどちらも甲乙つけがたいが……、爽やかな酸味と甘みのあるソースを楽しみたい人は「エビマヨ」を、海老を存分に味わいたい人は「エビグラス」がおすすめ! 食べ比べることで、異なる海老のおいしさを楽しめるので、ぜひ2つとも購入してみてはいかがだろうか。