兵庫デスティネーションキャンペーン推進協議会とJRグループは23日、「兵庫デスティネーションキャンペーン」(兵庫DC)を2023年7~9月に開催すると発表した。キャンペーンの一環で、期間中に神戸市交通局・神戸電鉄・山陽電気鉄道・JR西日本の4社局が車両所公開ツアーを開催し、日本旅行の旅行商品として発売する。
JR西日本は9月16日に、「JR西日本・網干総合車両所 明石支所103系撮影ツアー」を2回(9時40分・14時10分から)開催。和田岬線(兵庫~和田岬間の山陽本線支線)で活躍し、今年3月に勇退した103系の車両撮影会をはじめ、社員による床下機器・主制御器の案内等も行われる。
山陽電気鉄道は7月22日、8月19日、9月2日に「山陽電車 東二見車庫見学ツアー」を各日2回(10時・13時から)開催。かつて本線を走行していた貴重な車両の写真撮影会と、運転士用「スターフ」制作を体験できる。神戸電鉄は8月5・26日と9月3日に、「神戸電鉄 鈴蘭台車両基地見学&車両撮影ツアー」を各日2回(9時30分・13時15分から)開催。撮影会や社員による車庫内の紹介、実車を使用した扉開閉体験など予定している。
神戸市交通局は8月20・27日に「神戸市交通局 名谷車両基地見学ツアー」を各日3回(9時30分・13時・16時から)開催。洗車体験・運転台見学・車掌体験や検査中の車両工場見学などが行われる。各ツアーとも日本旅行が旅行商品を発売。詳細は6月下旬頃、5社局連名で発表予定とのこと。