嵐山町観光協会は6月9日~6月25日の間、「らんざんラベンダーまつり」を「千年の苑ラベンダー園」(埼玉県比企郡嵐山町大字鎌形2326)で開催する。
千年の苑ラベンダー園は2019年にグランドオープンしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年、2021年のイベントは中止し、本格的なイベントは本年で3回目となる。
ラベンダー園は東京ドームの1.4倍(およそ6.5ヘクタール)の敷地に、約22,000株のラベンダーを植え付けているが、イベントでは、香りの強い「グロッソ」をはじめ、ピンクの花の「ミスキャサリン」、葉が黄緑色で特徴がある「バルセロナローズ」などカラフルな色味を持つ品種など、全16種類のラベンダーが鑑賞できる。
また、全国的に珍しい、人数制限のない「ラベンダー摘み取り体験」(1回1,000円)や「ラベンダースティックづくり体験」(1回1,000円)も実施。「ラベンダー摘み取り体験」では、ハサミと一緒に渡される筒に入る量まで摘み取りできるという。(約50~60本程) クラフト工房で行われる「ラベンダースティックづくり体験」は、おうちで作れるリボンなどが付いたキット付き。
さらに、物販と飲食の全23店舗も日替わりで出店。華やかな香りが口の中に広がるラベンダーソフトクリームや、「小麦の王様」と呼ばれる品種「農林61号」を100%使用した「肉汁うどん」など、ラベンダー鑑賞後のひと休みにぴったりな軽食・ご当地グルメが堪能できる。地元生産者によるラベンダー花穂の販売など、自宅でラベンダーが楽しめる物販もあるという。
「らんざんラベンダーまつり」の開催時間は、9:00~16:00(最終入場15:00)。見学料は13歳以上が1人500円、6~12歳が1人200円、未就学児は無料。障がい者手帳お持ちの方は200円(介助者あり 障がい者1人+介助者1人 500円)となっている。
イベント開催期間中は最寄り駅東武東上線「武蔵嵐山」駅より臨時バスを運行。また、嵐山町観光協会の公式SNSでは、開催中のラベンダーの「見ごろ」情報などリアルタイムで発信するという。