お笑いコンビ・アンタッチャブルによるカンテレ・フジテレビ系バラエティ番組『ひらけ! パンドラの箱 アンタッチャブるTV』(毎週火曜21:00~)がきょう23日に放送される。

  • アンタッチャブル=カンテレ提供

青森・下北半島のむつ市にある「とびない旅館」。ネット評価4.1の超高評価宿なのだが、レビューを見ると「自分磨きができる旅館だが、興味本位では宿泊できません」「旅館自体が一種のアミューズメントパーク」「寝る時と風呂の時以外ピッタリ横にいてくれる」など気になる感想が並ぶ。一方で「恐山なんかよりぶっちぎりの怪スポット」と、同じむつ市内にあり死者の魂が集まるとされる恐山と比較する声も。

現地に着いたアンタッチャブルの2人の目に飛び込んできたのは、昭和の匂いが濃厚な昔ながらの旅館。「廃屋空気がスゴイんだけど……これ本当に評価4.1とれるやつか?」と、ただならぬ雰囲気に不安が隠せない。覚悟を決めて中に入ると、飛沫感染対策バッチリの対コロナ用段ボールロボ越しに、62歳の宿主・飛内源一郎さんが迎えてくれる。ここから旅館のおもてなしをフルコースで体験する2人を前に、飛内さんは「普通のお客さんは来ないですよ。いい仕事するならウチ泊まっちゃダメなんです。ちゃんと疲れ取らなきゃいけないから」と謎の宣言。その言葉の意味はすぐに明らかとなる。

案内された部屋は、“座敷童子オプション付き”のスイートルーム。座敷童子とは見た人間に幸運をもたらすとされる座敷に住む妖怪で、訪れる客はお供え物を持参し、まつっているという。泊まってみると、寝ていたスタッフが真夜中に突然異常行動を見せる。高評価だがひとときも休まらない宿、その衝撃の実態とは。