学情は5月22日、「2025年卒対象のインターンシップ/オープン・カンパニー」に関する調査結果を発表した。調査期間は4月24日~28日、調査対象は企業・団体の人事担当者(2025年卒採用でインターンシップやオープン・カンパニーの実施を予定している企業)、有効回答は398社。

  • 2025年卒採用は、2024年卒採用と比較して、インターンシップなどの広報開始・開催時期を前倒ししますか?

2025年卒採用からは、一定の条件下で、インターンシップを通じて取得した学生情報・評価を採用広報・選考に活用できるようになる。そこで2025年卒採用では、2024年卒採用と比べて、インターンシップなどの広報開始・開催時期を前倒しするか尋ねたところ、「前倒しする」が19.1%、「やや前倒しする」が37.2%となり、前倒しを予定する企業は6割近くに上った。

企業からは「学生の動きが年々早まっているので、早く動かないと採用できない」「学生との接点を持つためには、早くから動くことが不可欠になっている」といった声が寄せられた。

インターンシップやオープン・カンパニーの広報開始予定時期については、「2023年5月・6月」が最も多く34.4%。次いで「同年7月・8月」が20.4%と続き、「既に開始している」企業も17.6%あった。

  • 2025年卒採用における、インターンシップやオープン・カンパニーの広報開始予定

インターンシップやオープン・カンパニーの開催開始予定時期を聞くと、約半数の49.5%が「2023年7月・8月」と回答。以下、「2023年9月・10月」が14.3%、「2023年5月・6月」が12.6%と続いたほか、「既に開催している」企業は4.0%だった。

  • 2025年卒採用における、インターンシップやオープン・カンパニーの開催開始予定