タレントの叶姉妹が16日、音楽ストリーミングサービス・Spotifyで、ポッドキャスト番組『叶姉妹のFabulous World(ファビュラスワールド)』を配信。大勢の前に立つと緊張してしてしまうというお悩みにアドバイスを送った。

叶姉妹(左から叶恭子、叶美香)

この日、「【Fabulous2】#42 人生は80%が不条理と考えて、不条理な事は正面で受け止めず紙に包んで捨てる、蓋をする、踏み潰す。」を配信した叶姉妹。「大勢の前での発表やテストで緊張してしまい、100%の力が出せない」という高校生のお悩みを紹介すると、美香は、「私なんかは、いまだに緊張がありますから」とフォロー。そのため、本番前に何度も練習するそうで、「ちょっとは自信がついた気持ちになるので。必ずみなさんも同じようになるかは分からないですけど、とにかく練習をして、自分に“練習した”という気持ちの自信を持ちながら、すべてのことに焦らず」と、相談者に伝えた。

一方の恭子は、緊張することがないと言い、「それは多分、視点の違い。“自分は見られている”っていうことが大き過ぎる。だから私は、“自分が見られている”って考えてない。考えてないのではなくて、“私はこうでありたい”ことの私。自分自身がどうありたいか、何をどう伝えたいかがすべてであって、それは練習できないの。練習できないから、台本も読まない」という考えを吐露。トークショーなどで、大勢の観客に見られていても、「“ものすごく前のめりになって見てらっしゃるな”とか、反対に観察してるぐらいの気持ちでやってるから、余裕があるんでしょうね(笑)。緊張よりも余裕が」と、自身の心持ちを語った。

また、発表やテストなどの大事な局面で、「“絶対にミスしてはダメだ。できなかったらどうしよう?”という考えに押しつぶされそうになる」という相談者に、「人生は全部、大事な局面だと思ってれば緊張しないのよ。だから、私は大事な局面はないし、人生は全部大事な局面なんですね。そう思っておけば、石につまずかないのよ。かと言って、全部が大事な局面なんかではない」と助言した恭子。アフタートークでは、「視点を変える。それだけで十分変わってくるんじゃないですか?」と話し、「私が思うには、自分ファースト。なおかつ、“自分がどうありたいか”っていう自分でいつもいる。かと言って、それも日によっては全然違う。それも別に構わないこと。とても自由に考えて、自由に生きていることが生きることなんだと思っているから」と伝えていた。