ライオンは4月、柔軟剤の基本的な使い方やシーズンアイテム「シャツ」の洗い方について発表した。
まず、柔軟剤の正しい使い方は、「洗濯を開始する前に柔軟剤自動投入口に柔軟剤を入れる」となっている。
洗剤と柔軟剤は一緒に洗濯槽に投入するのは、混ざり合ってお互いの効果を打ち消しあってしまうためNG。柔軟剤自動投入口に入れると「最後のすすぎ」の際に洗濯槽に入るので、洗剤と柔軟剤それぞれの効果を発揮する。
洗濯物は脱水した後に湿ったまま長時間放置すると、菌が増殖してイヤなニオイが発生することがある。柔軟剤の香りを楽しむほか、脱水しわを防ぐためにも、脱水が終わったら"すぐに"取り出して干す事が重要となる。
これからのシーズンに欠かせないアイテムとされる「シャツ」は、洗濯する事でしわやヨレができやすく、リネンなど素材によっては縮んだり、強い摩擦により毛羽立ったり、白っぽくなる場合もあるという。
そのため、やさしく洗って、脱水時のしわをなるべく軽減し、形を整えて干すことがポイントとなる。
洗い始める前には、必ず洋服のタグにかかれている「洗濯表示」をチェック。洗濯表示だけでなく、色落ちの可能性などタグの注意書きも確認が必要となる。
洗濯機で洗う際には、洗濯ネットにたたんで入れると、しわが少なく仕上がるという。洗剤は、中性のおしゃれ着用洗剤「アクロン」が色あせや型くずれを防ぐ効果があるとしておすすめとのこと。「手洗いコース」「ドライコース」「おしゃれ着コース」など弱水流でやさしく洗う事もポイントとなる。
洗濯の最後は、柔軟剤で仕上げる。柔軟剤には、ふんわりやわらかに仕上げる以外に型崩れや洗濯じわを軽減する効果もあるという。
脱水後はすぐに取り出し、軽くたたいたり、斜め・たて・よこに軽く引っ張りシワをのばし、全体の形を整える。紫外線での色あせを防ぐために、部屋干しや日陰干しにするのもポイントとのこと。縮みやすいため、乾燥機はNG。
シャツのアイロンがけのポイントは、人目につく3カ所(エリ・ポケット・袖口)をキレイにすること。霧吹きで十分に水分を与えると、しわが取りやすくなるという。