名古屋鉄道は、名鉄岐阜駅から本宿駅までの往復を3500系と2000系の特別編成で運行するツアー「夢のコラボ連結実現! デビュー30周年 名鉄3500系+ミュースカイ2000系異種連結貸切列車の旅」を5月23日に発売すると発表した。
3500系は1993(平成5)年にデビュー。いまでは主流となったVVVFインバータ制御・電気指令式ブレーキ・ワンハンドルマスコンなど、当時の新装備を盛り込み、先頭下部スカートや前照灯上の「ECB」のロゴが特徴となっている。一方、2000系は中部国際空港駅発着の「ミュースカイ」(全車特別車)として運行されている。
通常は連結して運用することのない3500系と2000系を「異種連結」させ、貸切列車として名古屋本線を運行。車両基地「茶所検車支区」に乗り入れて洗車機体験を行うほか、レアグッズが当たる抽選会やオリジナルパネルを使った撮影会を車内で実施する。
実施日は6月25日。往路2000系・復路3500系乗車の場合、旅行代金は1名1席利用1万7,400円、1名2席利用2万6,400円。往路3500系・復路2000系乗車の場合、旅行代金は1名1席利用1万6,900円、1名2席利用2万5,900円。いずれも大人・こども同額。参加特典として、オリジナルランチバッグと記念乗車証、抽選券付きオリジナルうちわを参加者全員に進呈するほか、1名2席利用の参加者向けに、当日掲出するイラストのオリジナルミニ系統板も進呈。名鉄観光サービス専用サイトと愛知県・岐阜県・三重県の同社支店で販売する。