JR西日本と大阪ターミナルビルは、大阪駅西地区で開発を進める大阪駅新駅ビル計画(仮称)について、建物名称を「イノゲート大阪」に決定したと発表した。2024年秋の開業を予定している。

  • 「イノゲート大阪」完成イメージ

「イノゲート大阪」は大阪駅西側開発エリアの玄関口に位置し、周辺施設と2階連絡通路で接続する地上23階・地下1階建てのビルに。今年3月から供用開始したJR大阪駅の新改札口(西口)と直結するほか、大阪駅(うめきたエリア)とも接続する。

延床面積は約6万平方メートル。1~2階はエントランス、3~5階は海外有名レストランから大阪の老舗、路地裏の名店まで、バリエーション豊かな飲食店をラインナップした飲食フロア「バルチカ03」となる。6階は「TSUTAYABOOKSTORE」「蔦屋書店」を手がけるカルチュア・コンビニエンス・クラブの運営するオフィスロビーフロアに。オフィスの玄関口として、シェアラウンジ、カフェ、書籍・文具・食雑貨など、ワーカーをサポートするさまざまな機能を備えるという。

  • 飲食フロア「バルチカ03」イメージ

  • 6階オフィスロビーフロアイメージ

  • フレキシブルオフィスイメージ

  • 11階貸会議室イメージ

  • 12~22階のオフィス内観イメージ

  • 眺望を生かしたワークスペースイメージ

9~10階は外資系企業、スタートアップ・ベンチャー、士業、企業内のプロジェクトチームなど、さまざまなニーズに対応するフレキシブルオフィスとする。11階は、18名から最大126名を収容する12室のミーティングスペースを備えた貸会議室フロア。12~22階はオフィスフロアとする。