旅先でモバイルバッテリーが必要になったり、スマートフォンのケースが壊れてしまったなんてことはよくありますよね。海外の空港にはスマートフォンなどの周辺機器を売っているお店もよくありますが、スペイン・バルセロナの空港のお店はちょっとオシャレな雰囲気。雑貨店のような店構えと品ぞろえでついついお買い物してしまいました。

  • バルセロナの空港でスマホグッズを買い物

バルセロナの空港はEU圏内であれば大きなターミナル内にあるショップを飛行機の搭乗前、あるいは到着後、どちらの場合でも利用できます。La Casa de Las Carcasasというお店は主にスマートフォン関連グッズを販売しています。明るく広い店内にはパステルカラーの製品も多く展示されており、気軽に入ることができました。見ていると女性のお客さんも入れ替わり立ち代わりかなり訪問している様子です。

  • 店内は明るく広く、取扱製品の色もカラフル

製品のディスプレイも雑貨店のような感じです。白や黒など無難な色が多いスマートフォン周辺機器ですが、こちらの店ではとにかく明るい色の商品が多く、用事がなくとも売っている製品を見ているだけで楽しくなります。自分も特に何かを買う予定はなかったのですが、入りやすいお店だったのでつい立ち寄ってみたのです。

  • 雑貨店のようなディスプレイ

最近のスマートフォンは大型化が進み重さも増しているので、ケースにもしっかりしたネックストラップをつけるものが増えています。ネックストラップ類もこのお店で扱っている製品は様々な素材のものがあり、ファッションに合わせて選ぶこともできます。実際に女性の来客が「どれがいいかな」と手に取って悩んでいる姿を数名見かけました。

  • ネックストラップも布素材のものも売っている

Apple Watchのベルトも売っていますが、スペインらしいと感じたのはシャオミのスマートバンドの替えバンドも販売されていること。スペインではシャオミのスマートフォンの人気が高く、価格の安いスマートバンドも販売されています。ここでは赤や黄色、緑色などあざやかな色のものなどを販売。自分もシャオミのバンドを使っているので、思わず柄付きのバンドを買ってしまいました。

  • Apple Watchベルトだけではなく手前にはシャオミバンドの替えバンドも

  • かわいい柄付きのバンドを購入

飛行機に乗るときは空港に早めについておきたいものですが、セキュリティーチェックが意外と空いていて搭乗口にすぐについてしまい、空き時間が長くなってしまうこともあるでしょう。それでもぎりぎりに到着するよりはまだいいのですが、ラウンジに入れるならそちらで時間がつぶせますが、LCCの利用だったり、ラウンジが使えない場合は時間をもてあまします。でもカフェでお茶するのも空港内はコーヒー代が高価なこともあります。ならばこのようなお店で時間つぶしをしたほうが、もしも何か買ってしまっても無駄にはならないのではないかな、と個人的には考えてしまいます。

  • 見るだけなのについつい何かを買ってしまいそう

ヘッドホンを忘れてしまったら旅先なのだし思い切ってカラフルな色合いの製品を買うというのも楽しいでしょう。旅先で普段着ないようなデザインや柄の洋服を買うように、スマートフォンのアクセサリも冒険できるのがこのお店のいいところです。

  • AirPodsケースやカラフルなワイヤレスイヤホン

スマホのケースにデコレーションできるステッカーも売られています。その場で貼り付けも可能。ちなみに作業台の上に置いてあるリップスティックみたいなものは、中に画面クリーナーが入っていてスプレーひと吹きでスマートフォンの画面やケースをきれいにできるもの。リップスティック型の本体がフェルトのような素材で、そのまま本体を画面の上に滑らせてふき取りを行います。便利なものなので自分も買って使っています。

  • スマホケースのデコもできる。リップスティック型のクリーナーは便利

カメラのリモートシャッターとなるリモコンもこのお店ではやはり色付きのもの。自撮り棒とセットで自撮り棒のほうは残念ながら黒いものしかないのですが、こんなところにもお店のこだわりが感じられます。

  • Bluetoothリモコンも色付きのものを扱う

飛行機の搭乗時間まで2時間くらいあったのですが、このお店のおかげであっという間でした。店員さんに売れている商品やお勧めを聞いたりするのも楽しく、結局他にもいくつかの商品を購入。このあとはヘルシンキで乗り継いで日本へ帰国だったので日本の友人向けのおみやげもここで購入。他の空港にも雑貨やアクセサリを買う感覚でスマートフォングッズが買えるお店が増えてほしいものです。

  • 飛行機を待つ時間もあっという間だった