BRITA Japanは5月15日、キャンプと環境意識に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は4月24日~26日、全国の20代〜60代の男女1,062名(うち、年1回以上キャンプに行くキャンパー225名)を対象にインターネットで行われた。
はじめに、キャンプに行く頻度について聞いてみたところ、キャンパー(ここでは1年に1回以上キャンプに行く人)の割合は全体の21.1%。そのうち48.4%が「コロナ禍がきっかけ」でキャンプを始めたことが明らかに。
キャンプにかかる食費については、1人平均3,259円/日で、そのうち飲料費が2,429円/日と大部分を占めているよう。キャンプ時の水調達方法について聞くと、1位「スーパーで購入」、2位「キャンプ場の水を使う」、3位「コンビニで購入」と購入した水を使用しているキャンパーが多く、その際に、多くの人が「持ち運ぶ時の重さ」や「費用」に不便さを感じていることがわかった。
次に、同社が取り組んでいる環境問題について聞いてみたところ、キャンパーではない人で環境問題に関心がある人は60.9%であったのに対し、キャンパーはその約1.5倍となると89.3%という結果に。また、環境保全に関する取り組みを実践している人の割合についても、、キャンパーの実践率はそうでない人の約1.8倍(キャンパー76%、キャンパー以外43%)だった。
キャンパーに、環境保全のために実践している内容を教えてもらったところ、「ごみの分別」(67.3%)、「マイボトルの使用」「エコバッグの使用」(ともに62.0%)が上位に。また、キャンプ先でごみの多さに驚いた経験があるキャンパーは80.9%にのぼり、この事からも、キャンパーの環境意識の高さがうかがえた。
さらに、環境問題に関心がある理由を聞くと、「海洋生物を守るため」(51.2%)や「豊かな森林を守るため」(47.3%)など、キャンパーは、海や森などの自然を守りたいという気持ちが強いことがわかった。