ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、PlayStation 5(PS5)用「Access コントローラー」の新たな情報と製品画像を公開した。
「Access コントローラー」は、PS5用のアクセシビリティコントローラーキット。交換可能なボタンやアナログスティックのキャップを多数同梱しており、プレイヤーは力の強さ、可動範囲、身体的なニーズに合わせて自由にレイアウトを変更できる。
方向は360度回転させて調整可能。AMPSマウントや三脚にも簡単に固定できるほか、コントローラーからアナログスティックまでの間隔も、プレイヤーの好みに合わせて調整できる。
同梱されているのは以下のアイテム。
・スティックキャップ(標準、ドーム型、ボール型)
・ピローボタンキャップ
・フラットボタンキャップ
・ワイドフラットボタンキャップ(ボタンソケット2つ分に覆い被さる形状)
・オーバーハングボタンキャップ(ボタンキャップがコントローラーの中央にせり出しており、手の小さいプレイヤーも使いやすい形状)
・カーブボタンキャップ(コントローラーの奥側に付けた場合は押す操作、手前側に付けた場合は引く操作で入力ができる形状)
・交換可能なボタンキャップタグ(各ボタンに割り当てた入力を簡単に判別するためのタグ)
さらに、UIも公開。PS5本体から、「Access コントローラー」を使用する際の向きや、各ボタンの割り当ての設定、ボタン長押しのオン/オフ切り替え、さらには異なる2つの入力信号をひとつのボタンに割り当てる設定が可能だ。また、特定のタイトルやジャンル(格闘ゲームやレースゲームなど)ごとに好みのプロファイルを作成し、保存することもできる。
最大2台の「Access コントローラー」と1台の「DualSense ワイヤレスコントローラー(またはDualSense Edge ワイヤレスコントローラー)」を単一の仮想コントローラーとして使用できるため、ほかの周辺機器と連携させたり、ほかのプレイヤーと協力したりしながらプレイすることも可能。「DualSense Edge ワイヤレスコントローラー」と似たような形で、スティックの初期位置や入力感度を細かく調整することもできるという。
そのほか、「Access コントローラー」では、ボタンを一度押しただけで、長押し入力の状態に切り替わるように設定することもできる。例えば、レースゲームでの加速するためのボタンに対して、この機能を有効化すると、ボタンを押し続けることなく車を加速させることが可能だ。