Dynabookは5月18日、Windows 11 Proを採用した、10.1型の2in1デタッチャブルPC「dynabook K1/V」(P1K1VPTG)を発表した。5月19日から順次発売し、価格はオープン。店頭予想価格は90,000円台後半。

  • dynabook K1。デタッチャブル型の10.1型PCだ

  • タブレット単体での利用のほか、ノートPCのように使うこともできる

「dynabook K1」は子どもの学習用途を想定した、本体とキーボード部が着脱できるデタッチャブル型のPC。本体のタブレットは10.1型ディスプレイを備え、タッチ操作や充電式アクティブ静電ペン(オプション)によるペン入力が行える。メモリは4GB、ストレージは128GB。プロセッサにはIntel Celeron N4020を採用する。

本体の頑丈さも特徴の1つ。ドイツの第三者認証機関「TÜV Rheinland Japan」確認のもと、100kgf面加圧試験・76cm落下試験・30cc防滴試験といった耐久試験をクリアする。キーボードは84キーの日本語配列で、ワイヤレスマウスも付属。

ソフトウェア関連では、手書きノートアプリ 「TruNote」やボイスレコーダー「TruRecorder」など学習に役立つ機能のほか、オンライン会議時に1タッチで利用者側の音声をミュートする「ワンタッチマイクミュート」も搭載する。

Webカメラはフロント側に200万画素、リアには500万画素を搭載し、観察授業や社会科見学などでカメラ機能を使った学習に活用できる。バッテリ駆動時間は単体で約16時間と長く、30分の充電で約6時間駆動できる急速充電機能も備えた。

  • 本体背面

  • キーボード面

  • 本体とキーボードを外したところ

  • 左右のインタフェース

dynabook K1店頭モデルの主な仕様

  • OS:Windows 11 Pro
  • CPU:Intel Celeron N4020
  • メモリ:4GB
  • ストレージ:128GB フラッシュメモリ
  • グラフィックス:Intel UHD Graphics 600(CPU内蔵)
  • 光学ドライブ:―
  • ディスプレイ:10.1型液晶(1,280×800ドット)
  • 通信:IEEE802.11a / b / g / n / ac準拠の無線LAN、Bluetooth
  • インタフェース:USB 3.1 Gen1 Type-C×1(本体)、マイク / ヘッドホン出力(本体)、USB 2.0 Type-A×2(キーボード)など
  • バッテリ駆動時間:約16時間(JEITA 2.0)
  • 本体サイズ/重さ:W249×D186.7×18.7mm(キーボード接続時)/ 約610g(タブレット時)、1.18kg(キーボード接続時)
  • 店頭価格:90,000円台後半