女子や女性と話すといっても、一体何を話題にすれば話が広がるのか、イメージがつきにくいという方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、女子と話す話題やネタについてまとめました。女子と会話やLINEを長く続けるコツ、話が続かない原因についても紹介します。
女子と話す話題・ネタ10選
異性との会話となると話が途切れてしまわないか不安になり、緊張してしまうかもしれません。そこで事前にどのようなことを話すのか準備していれば、実際の会話で焦ることも減るでしょう。
以下で、女子と話す際に使える話題を紹介します。
服装などファッションについて
女子相手の会話では、まずは着ている服装や持ち物のことを話題にしてみることがおすすめです。
服や小物には、女性側のこだわりがある可能性が高いため、そこに触れると相手は「自分のことを見てくれた」と感じやすいでしょう。
相手が着ている物について知識がない場合は、単に「似合っている」「どこで買ったのか」などという切り口で話すと、会話のきっかけがつかめます。
逆に知っているブランドであれば「〇〇だね。そのブランド好きなの?」という風に変えるといいでしょう。
【ファッションで触れやすい部分の一例】
- 髪型
- 帽子や髪飾り
- 洋服
- 爪(ネイルなど)
- イヤリングやピアス
- 指輪やネックレス、ブレスレット
- 靴
- バッグ
休日の過ごし方や趣味の話
相手の内面へ踏み込むときの第一歩として、休みの日にどのように過ごしているのかを聞いてみるのもいいでしょう。音楽鑑賞や読書、スポーツなどの趣味があれば、その趣味についてさらに話を掘り下げることで話が膨らみます。
趣味の話をする際に大切なことは、話を聞く態度です。
興味津々である空気を出したり、前回の会話で教えてもらったことがあれば、自分でもやってみたりするといいでしょう。相手は「自分の好きなことに共感して興味を示してくれた」と感じ、あなたに好感を持ってくれるはずです。
学校の話や、生徒・学生時代の話
メジャーな話題として、学校について会話することも、共感が生まれやすく、話が膨らみやすいといえます。
例えば部活動やサークル活動はしていたのか、この話だけで中学・高校・大学とそれぞれの話ができます。お互いに同じ部活動をしていた場合には、それを伝えるとより盛り上がるでしょう。
帰宅部だったと返事が返ってきた際には、何か習い事をしていたのかなどを尋ねてみましょう。
大学の専攻や、印象に残っている先生の話、学園祭・合唱祭といったイベントについての話をするのもいいですね。
またこの話題は現在在学中の人にも使える方法です。相手との距離を縮めたいときに活用してみましょう。
仕事やアルバイトの話
仕事やアルバイトの話は、内容によっては共感を得やすい話題です。
自身の仕事内容を明かしつつ、相手の仕事内容や大変なこと、楽しいことなどを聞いてみると話題が広がるでしょう。
仕事のことで盛り上がることができれば、やりがいや大変なことを共有した仲として、互いに打ち解けやすくなります。
また仕事やアルバイトは、一日のうちでも長い時間取り組む事柄である分、相手に愚痴がたまっている可能性もあります。愚痴をしっかりと聞いてあげれば、相手のあなたへの信頼感も増すかもしれません。
家族の話
相手との親密度が増してきて、家族環境が良好そうな様子であれば、家族について話題を振ることもいいでしょう。
ただし複雑な家庭環境を抱えている人もいるため、家族の話をするときには、少し慎重になることが望ましいといえます。
もしも相手が困り事や愚痴をこぼしてきた際には、しっかりと聞く姿勢を持ち、繊細な話を打ち明けてくれたことに感謝するといいでしょう。
住んでいる場所について
住んでいる街や、最寄り駅の話も盛り上がるかもしれません。
近所になじみの店があってよく飲みに行っている、商店街があって便利、繁華街に出やすく交通の便がいい、○○線なら自分も昔住んでいたことがあるなど、話が膨らみやすいでしょう。
ただし、プライバシーに関わる話題のため、相手の反応を見ながら、十分に注意して会話することが重要です。話を濁されたり話題をそらされたりしたら、まだその時ではなかったということなので、話を膨らませない方が無難です。
また、先に自分から住んでいる場所を明かすなど、一歩踏み込んだ質問にも安心して答えられる空気感を作るといいでしょう。
将来の目標や夢の話
自分をより深く知ってほしいと思ったときには、自分の将来の目標について話すのもいいでしょう。
「こういったことがしたい」「ゆくゆくはこうなりたい」というように、理想のイメージをできるだけ具体的に伝えることが大事です。そうすることで、計画を立てて行動できる人物であると印象付けることができるでしょう。
目標がなければ夢のように「できたらいいな」という内容でも構いません。
ただし、あまりにも非現実的な内容を述べたり、自分に陶酔して語り過ぎたりしてしまうと、悪い印象を与えてしまう可能性があります。
相手の第一印象や性格についての話
お互いに相手の第一印象や内面、性格についての話をすると、相手に対する理解が深まるでしょう。
例えば、「最初は凛としていて、気軽に話し掛けられないかなと思ったけれど、話したら意外と親しみやすくてびっくりした」などと、相手の第一印象、そして今はどう思っているのかということを打ち明けてみましょう。
「そうだったんだ! 確かに、小さいときからずっとバレエを習っていて姿勢がいいから、凛として見えたのかも。自分では凛としているなんて思ったことないけれど…」などと、会話が弾むかもしれません。
お互いの印象と、思っていること、そして実際はどうなのかということをすり合わせて、相手との距離を近づけていきましょう。
恋愛についての話
気になる相手には、これまでの恋愛経験やデートではどこに行きたいかなどを聞いてみるのもいいでしょう。
一見恋愛に興味が無さそうな相手でも、「こういうタイプの人は一緒にいると落ち着く」「土日のどちらかは一人で過ごしたい」というように、好きなタイプや恋人に求めるイメージ、自分なりの恋愛観があるかもしれません。
相手との親密度を増していきたいと思う場合には、勇気を出して尋ね、しっかりと覚えておくと、後々役に立つかもしれません。
次のデートについての話
初めてのデートに行けたら、次のデートのことも話し合っておきましょう。
相手の行きたい場所ややりたいこと、好きな物は何かを踏まえて、次のデートを計画してみてください。一人で考えるのではなく相手と一緒に計画することで、デートに行く前から楽しさを共有できます。
このとき、相手の方から何か希望はあるかを尋ねられたら、素直に答えましょう。相手に気に入られることばかりを気にしてしまい、彼女の行きたい場所や好きな物ばかりを優先したとします。そうすると相手の思いやりをむげにしてしまうことになるかもしれません。
相手もこちらと同様に、あなたを喜ばせたいと思ってくれているかもしれません。せっかく希望を聞いてくれたのに「何でもいいよ」「合わせるよ」では、会話のバランスが取れていません。
デートプランを組むときには、例えば行きたい場所は彼女の希望にして、食べ物は自分の好きな物にする、または自分の行きたい場所を3つ出して、その中から彼女に選んでもらうなど、できる限り、お互いの好みを合わせてみてください。
女子と話すときに、会話を長く続かせるコツ
話題のきっかけをつかめたとしても、その会話をうまく続かせられなければ意味がありません。
この章では、女子との会話を長続きさせるコツについて解説します。意識して、少しずつ身に付けていきましょう。
笑顔を忘れない
他者との会話で何よりも大切なことは、笑顔を忘れないことです。
会話の相手が笑顔でいるときと、そうでないときでは、笑顔のときの方が親しみやすさを感じるものです。笑顔でいる相手には、話も弾むでしょう。
笑顔に加えて挑戦しやすいものが挨拶です。挨拶は人とのコミュニケーションにおいて欠かせません。事務的に挨拶をするだけの場合より、穏やかな笑顔の人から「おはよう」と声を掛けられた方が、相手も気持ち良く返事ができます。
日頃から笑顔と挨拶を意識していれば、あなたとの会話を楽しいと感じる人が増えるでしょう。
相手の反応を見て、嫌がることは聞かない・話さない
話し相手が女子かどうかに関わらず、会話の大前提として、相手が嫌そうにしていることは無理に聞かないようにしましょう。
相手の話し方や表情をうかがい「歯切れが悪くなっていないか」「話したくなさそうにしていないか」ということを、話題ごとに判断しましょう。嫌な話はすぐに話題転換することをおすすめします。
また、例えば下ネタや怖い話など、相手が嫌がることを話すことや、こちらが一方的に自分語りをするのもNGです。嫌だと感じた場合、相手はきっと「相づちが減る」「表情が硬くなる」などのサインを出してくれているはずです。それを見逃さないようにしましょう。
女子のトークに「共感」する
誰しも皆、自分が話す内容に対して共感してもらえると、理解してもらえたと感じてうれしく思うものです。そのため、相手の会話の意図をくんで、受け入れることを心掛けましょう。それにより、話題や相手に興味を持っていることが伝わります。
ポイントは相手の話の途中で、「そういえば俺もさー」などと、こちらの自慢話を差し込んでしまわないことです。聞かれもしていないことを勝手に長々と話し出すと、相手の気持ちをそいでしまいかねません。
リアクションを大きく
いつものテンションで相手の話を聞いていると、反応が薄いと取られるかもしれません。積極的に話を聞いていても、それが伝わらなければ意味がないといえます。
「うんうん」や「すごい!」の相づちとともにうなずいたりすると、相手は「私の話をちゃんと聞いてもらえた」と感じ、好印象を抱くでしょう。
もちろん、やり過ぎはわざとらしく、バカにしていると捉えられてしまう可能性があります。バランスの見極めが大切です。
相手を具体的に褒める
誰しも、褒められたらうれしいものです。特に日常の細かい変化などを気に掛けて、積極的に褒めてみましょう。
またせっかく褒めるのであれば、できる限り具体的に伝えます。
「何か雰囲気違う?」ではなく「髪色変えたの? 似合っているね!」「それって新しい服? いつもと違う雰囲気でこれもすてきだね」といった具合です。
5W1Hを意識した質問
相手に質問をするときは、5W1Hを使ってみましょう。これらを意識して会話に織り交ぜることで、これまで1、2回程度の短いやり取りだった会話が、一気に膨らむでしょう。
例えば相手が、「今度好きなアーティストのライブに行く」と言ってきた場合の、5W1Hの活用例が以下です。
- When (いつ)…「いつやるの?/いつからそのアーティストが好きなの?」
- Where (どこで)…「どこでやるの?」
- Who (誰が)…「誰と行くの?」
- What (何を)…「何のアルバムのツアーなの?」
- Why (なぜ)…「なぜそのアーティストが好きなの?」
- How (どのように)…「どのような格好でライブに行くの?(服装や持ち物のこだわりなど)」
これで一つの事柄に対して、たくさんの質問ができて、会話に広がりが出ました。
もちろん、一問一答だと尋問のようになってしまうので、あくまで自然に質問に織り込み、都度リアクションを交えることが大切です。
話し手もこのように話を広げてもらえると、話がいがあるでしょう。
オウム返しを活用する
基本的な会話術ができるようになってきたら、オウム返しを活用してみましょう。
オウム返しとは一般的には、相手の言葉を繰り返すことを指します。しかし心理学においては、バックトラッキングとも呼ばれ、これは会話のテクニックとして有効だといわれています。
オウム返し(バックトラッキング)では、相手の言葉を一言一句返す必要はありません。要所要所で、相手が使用した単語を繰り返し、相手に寄り添うことが大切です。
例えば、「この間、久々にショッピングに行ったんだよね」「久々にショッピングに行ったんだね」や「今日、部長に怒られてすごく腹が立ったんだよね」「すごく腹が立ったんだね」といった具合です。
オウム返し(バックトラッキング)を行うことで、話している人は「話をちゃんと聞いてもらえている」「肯定されている」という安心感を得ることができます。
自分の弱みをさらけ出す
自分の弱点について話題に出してみることも大切です。常に完璧に振る舞う人よりも、弱い部分を含めてさらけ出してくれる人の方が、親近感がわくものです。
また弱い部分があることを相手に話すことで、相手からも弱みを見せてもらえる可能性があります。そうすると、より距離が縮まるかもしれません。
なお自分の弱みをうまくまとめられない場合は、「話すことが苦手である」ことを最初に打ち明けておくと、それを踏まえて話を聞いてもらえるでしょう。
オチのある面白さを求め過ぎない
自分の話にオチを付けないと「つまらないと思われてしまうのでは」と心配になるかもしれませんが、相手があなたに芸人のような面白さを求めているとは限りません。
オチのある話を用意しようと無理するよりも、どのようにすれば相手との会話が弾むか、相手が自分との時間を心地いいと感じてくれるかを意識しましょう。
話題が無くなったら、目の前にあるものについて会話を進める
いざというときは、会話をしている場所の周囲で、目に入るものを使って会話を進めてみましょう。
近くにいる人や天気、建物、植物、食べ物など、とにかく目の前にあるものを会話のきっかけにします。話題が尽きてしまったり、話を用意する時間がなかったりしたときに使えるため、便利な方法だといえます。
ただし周囲から得られる情報を、何気ない会話へと昇華しなければならないため、多少の慣れと経験が必要です。
また、話題を振った後、相手の返事で会話が終了してしまっては、せっかく相手が話に乗ってくれたのに台無しになってしまいます。相手の返答の後もテンポ良く会話を続けられるように、機転を利かせる必要があります。
女子とLINEで話すときのコツ
近年ではメールよりもLINEで会話をする人も多いですが、スタンプや絵文字があると言っても、実際の会話に比べて微妙なニュアンスを伝えたり、感じ取ったりするのが難しいと感じる人も多いでしょう。
この章では、女子とLINEで話すときのコツについて解説します。
文章は長すぎず短すぎず
LINEでの文章は、長すぎず、短すぎず、を心掛けましょう。
突然何行もの長文が送られてくると、相手は重いと感じ、警戒してしまいます。LINEでメッセージを送るときは、長くても3行くらいを目安に、文章を簡潔にまとめてみてください。
逆に「うん」「へー」など、素っ気なさ過ぎても相手に不安を与えてしまうでしょう。文字が短くてもスタンプを使用するなどして、明るい印象、楽しんでいるという印象を与えられるように心掛けましょう。
既読スルーされても焦らない
LINEを送信した後に既読スルーをされると、つい焦ってしまうかもしれません。
しかし相手の反応があるまで、何度も文章やスタンプを送り続けることは避けましょう。
相手にも自分の生活や予定があります。「忙しいのかもしれない」「もう就寝しているのかもしれない」などと、相手の都合や時間帯についても考え、思いやりを持つことが重要です。
返信するほどの内容ではない、と思われた可能性もあります。いずれにしても焦らず、しばらく様子をうかがってみましょう。
ただし自分が送ったLINEに問題があって、相手の機嫌を損ねている可能性もあります。そういった事態を防ぐためには、普段から友人などいろいろな人とLINEをして、会話のやり取りに慣れておくといいでしょう。
話題を変えるときのワードを意識する
LINEで話題転換を図る際は、以下のようなワードを使うといいでしょう。
- そういえば
- 俺の学校(職場など)で話題に出たんだけど
- 最近知ったんだけど
- ずっと気になってたんだけど
- てかさー
前の文と関係のない話や話題を変えたい場合は、これらの言葉から送ると、相手もこれから話題が変わるんだな、と予想ができます。
また会話が途切れてしまった際に使うことで、気分を新たに会話を再開できるでしょう。
女子と話が続かない原因とは?
ここまで話題が尽きないようにするコツを紹介してきましたが、話が途切れてしまった場合、その原因はどこにあるのでしょうか。
この章では、女子との会話が続かない原因について解説します。
相手からの評価を考え過ぎて、言葉に詰まってしまうから
女子と会話をしているときに「つまらなくはないか」「話に飽きてしまったのではないか」「これを言ったら嫌われないか」などと、ネガティブに考えてしまってはいませんか。
相手からどのように思われているかは確かに気になりますが、そればかり気にしていても会話は生まれません。
話が続かないのは「どう評価されるか」を気にしすぎてしまい、言葉に詰まってしまうことが原因の可能性もあります。
慎重になり過ぎず、会話を楽しむ余裕も必要です。
「沈黙が気まずい」と考えすぎているから
会話が止まってしまったときに、必要以上に焦りや気まずさを感じてはいませんか。
一度気まずいと感じてしまうと、沈黙の度に「今、退屈なのではないか」「会話下手だとあきれられていないか」などと不安になってしまうでしょう。
しかしどんなに仲の良い間柄の人同士だとしても、会話が途切れることはよくあります。
ですから、会話が途切れたからといっても、こちらが邪推するほどのことを相手は考えていない場合が多いでしょう。
会話の合間に休憩を挟むことで、また違う話題を用意できます。沈黙は次の話題を考える時間だと、前向きに捉えましょう。
相手に合わせて、楽しい会話ができる人間を目指そう
女子との会話のコツは、相手をおもんぱかって真剣に話を聞いたり、こちらもほどよく話したりしながら、お互いが楽しいと思える時間が続くようにすることです。
こういった穏やかに続く会話のテクニックは、男女の会話に限らず同性にも使えるものが多いです。
また今回は男性向けの解説でしたが、女性向けに解説する際も共通することがあります。
相手のことを知りたい、楽しませたいと感じたら、紹介したテクニックを実践してみましょう。