映画『君は放課後インソムニア』(6月23日公開)の完成披露上映会が17日に行われ、森七菜、奥平大兼、上村海成、安斉星来、永瀬莉子、川﨑帆々花、池田千尋監督が登場した。
同作はオジロマコトによる漫画の実写化作。石川県七尾市を舞台に、不眠症に悩む高校生・中見丸太(奥平)が、文化祭の準備を抜け出して入った物置になっている天文台で、同じく不眠症の曲伊咲(森)と出会うことから始まる青春ストーリーを描く。
イベントでは、キャストがそれぞれに「ハマっているもの」をフリップで紹介。奥平は「鯨の鳴き声」と答え、「海の生物にハマってて、シャチがめっちゃかわいいなと思って水族館の動画を見てて、その関連で鯨が出てきたんですけど、鯨の鳴き声、皆さん聞いたことありますかね? 変な鳴き声するんですけどそれがめっちゃ落ち着くんですよね」と力説する。「不気味なんですけど、聞いてると海に沈んでる感覚になれて、寝れない時とかに聞いてるんですよ。おすすめで、ぜひ聞いてみてください。営業なんですけど」という奥平に、森は「鯨の方だったんだ」とつっこんでいた。
一方、森が「カメラ」とフリップを掲げると、奥平は何か言いたそうに笑いを堪え、「プメラじゃないんですか?」とツッコミ。「プに見えません?」となおも言い募る奥平に、森は「フン!」と怒りを表明するも、「ちょっと間違えたなと思いました」と苦笑していた。
肝心のカメラについては、「写ルンですみたいなやつとか、自分の一眼みたいなやつで撮ったりもしてたんですけど、すごい楽しくて。役で初めてから結構好きで」という森。池田監督は「七菜ちゃんが撮った写真を元にして、君ソムシャツを作ってくれたんですよ。スタッフ、キャストみんなに配ってくれて、普通に日常生活で着てます。すごいお洒落なんです。七菜ちゃんがデザインして写真撮って」と森のセンスを称えていた。