美食の街・香港で12年連続ミシュラン一つ星に輝いた点心レストラン「添好運(Tim Ho Wan/ティム・ホー・ワン)」。日本3号店となる「添好運 東京ドームシティ ラクーア店」(東京都文京区)が5月16日にオープンした。
ミシュラン12年連続掲載の人気店
ティム・ホー・ワンは、4年連続でミシュラン3ツ星を獲得したフォーシーズンズホテル香港の広東料理店「龍景軒」の点心師を務めたシェフが、パートナーと共に、"よりカジュアルに、日常的に本物の味を"という考えのもと独立して2009年、香港に創業した点心専門店。2010年にはSham Shui Po店がミシュラン1ツ星を獲得、世界的有名店に。
2018年には日本初上陸として日比谷店、翌2019年には新宿サザンテラス店がオープンした。
必食の4大人気メニューとは?
日本でも香港同様のコンセプトで全て店舗厨房においてオリジナルレシピによって手づくりされた点心を、リーズナブルな価格で提供。メニューは、蒸点心、ベイクド、焼点心、揚点心、粥・蒸飯、ライスロール、茹点心、デザートのカテゴリーで構成されている。
創業当時から変わらない人気を誇る、人気4大メニューを紹介しよう。
「ベイクド チャーシューバオ」(酥皮焗叉燒包/3個780円)は、世界中にファンがいる代表的メニュー。サクサクのメロンパンのような生地の中に甘めのチャーシュー餡が入っている。
「海老と黄ニラのチョンファン」(韮黃鮮蝦腸/780円)は、ツルンとしたなめらかな米粉の生地とプリプリの海老の食感がクセになる一品。
「大根餅」(香煎臘味蘿蔔糕/680円)は、香港点心の定番、人気メニュー。香ばしく表面を焼いていて、もっちり食感が楽しめる。
「マーライコウ」(香滑馬拉糕/480円)は、ふんわりとしていながら食べるとしっとり、香り豊かな蒸しパンケーキ。
ほかにも、日本でもおなじみの点心から本場ならではのものまで幅広く用意されている。一人でももちろん楽しめるが、何人かで来てシェアしながらいろいろ食べてみたい。
店内で楽しめるほか、一部はテイクアウトもできる(テイクアウトコーナーもあり)。新店のラクーア店では限定のテイクアウトセット(「ベイクド チャーシューバオ」「大根餅」「ポークと海老の焼売」「キノコと筍の揚げ春巻」を少しずつ詰め合わせたもの)が特別価格1,000円で販売されている。