AlbaLinkは、「都会・郊外・田舎のいずれに住みたいかに関する意識調査」の結果を5月12日に発表した。調査は4月22日~23日の期間、男女500人を対象にインターネットにて実施したもの。
「住むなら、都会・郊外・田舎のどこがいいか」との質問に対し、トップは「郊外」(58.4%) だった。次いで、「都会」(27.6%)、「田舎」(14.0%) と続いた。
「郊外に住みたい理由」を尋ねたところ、最も多かったのは「バランスがよくて住みやすい」と、108人が回答。「交通アクセスがいいのに自然豊か」「静かだけど便利」といった、都会と田舎のいいとこどりができる点を魅力に感じるコメントが寄せられた。2位は「交通の便が良い」(86人)、3位「買い物に困らない」(62人)という順に。
「都会に住みたい理由」では、1位「買い物に困らない」(53人) 、2位「「交通アクセスが良い」(51人)、3位「何をするにも便利」(35人) と続いた。「欲しいものがすぐに手に入る」「通勤・通学が楽」など、生活する上での利便性をあげる意見が多くあがった。
「田舎に住みたい」と答えた70人に理由を尋ねると、「自然に囲まれて暮らしたい」(35人) が最多に。次いで、「のんびり暮らせる」(17人)、「静かで落ち着いている」(16人) との結果だった。半数以上が自然を理由にあげ、リラックスして静かに過ごしたいと考える人のコメントが目立った。
続いて、「都会に住む107人の満足度」について、「とても満足」(25.2%)「まあ満足」(59.9%)を合わせて85.1%だった。都会ならではの生活の利便性に満足している人が多い結果に。
「郊外に住む293人の満足度」をみると、「とても満足」(23.9%)「まあ満足」(63.5%)を合わせると「満足している」人は87.4%だった。一方で、「車がないと不便」「都会と田舎の悪いところを合わせたような環境」という意見もあがったという。
「田舎に住む100人の満足度」では、「とても満足」(10.0%)」「まあ満足」(34.0%)が合わせて44.4%という結果に。田舎暮らしの満足度は都会や郊外に比べてかなり低くみられる一方、「生活音を気にしなくてよく、豊かな時間を過ごせる」といった自然に囲まれた環境での暮らしを楽しむ声もあった。