学情は5月16日、企業・団体の人事担当者を対象とした「採用活動」に関する調査の結果を発表した。調査期間は4月7日~21日、有効回答は421社。
まず、採用活動において、「Z世代」ならではの価値観や他の世代との違いを感じたことはあるか尋ねると、半数超の53.0%が「感じる」と回答。企業からは「成長意欲が高く、経験を積むことやスキルを習得することへの関心が高い」「やりたいことや、貢献したい課題が明確だと感じる」などの声が寄せられた。
応募数を増やすために取り組んでいること、取り組みたいことについては、1位「求人情報の記載内容を見直す」(53.8%)、2位「これまでに使用していない採用サービスを活用する」(48.2%)、3位「自社採用ホームページを見直す」(40.5%)、4位「募集条件を見直す(給与や福利厚生など)」(38.5%)となった。
応募者との接触率を高めるために取り組んでいること、取り組みたいことを聞くと、圧倒的1位は「選考案内を迅速に行う」(77.9%)。以下、2位「会社説明会を実施する」(44.8%)、3位「面接前にカジュアル面談を実施する」(23.9%)と続いた。
内定承諾率向上のために取り組んでいること、取り組みたいことについては、1位「入社時期を柔軟に対応する」(63.1%)、2位「現場社員との面談の機会を設ける」(42.3%)、3位「社内見学会を実施する」(33.1%)となった。