ソニーは、ミラーレスカメラ「VLOGCAM ZV-E10」にダブルズームレンズキット「ZV-E10Y」を追加し、5月26日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭価格は13万円前後を見込む。カラーはブラックとホワイトの2色。
ZV-E10はこれまで、ボディ単体(実売約88,000円)と、パワーズームレンズ「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」(SELP1650)が付属するキット(同約98,100円)の2種類を用意していた。
今回新たにするダブルズームレンズキットには、前出のパワーズームレンズと光学約3.8倍の望遠ズームレンズ「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」(SEL55210)の2本のレンズを同梱。「初めてレンズ交換式カメラを手にし、写真や動画を趣味として始める人に向けて、レンズ交換だからこそ実現できる表現の広がりや楽しさを提案する」という。
ZV-E10は有効約2,420万画素のAPS-C Exmor CMOSセンサーと画像処理エンジンのBIONZ Xを搭載。手持ち撮影でも効果を発揮する動画専用の電子手ブレ補正機能、高い集音性能とノイズリダクション機能を備えた3つのカプセルマイクを備え、商品レビュー撮影向けのモードなどVlog撮影に特化したさまざまな機能を盛り込んでいる。レンズマウントはEマウント。
動画撮影時もファストハイブリッドAFや人物の瞳にAFをあわせるリアルタイム瞳AF、被写体を高精度で自動追尾するリアルタイムトラッキングAFが利用でき、HLG方式の4K HDR撮影や、S-Log3/S-Log2撮影、フルHD/120fpsのハイスピード撮影といった“プロレベル”の動画撮影にも対応する。