2021年に『キングオブコント』で優勝し、テレビや劇場などで大活躍のお笑いコンビ・空気階段(水川かたまり、鈴木もぐら)が、5月16日から自身2度目となる全国ツアー「第6回単独公演『無修正』」を開催。全国8都市を巡り、動員数は過去最大の2万人予定と過去最大規模のツアーで、もぐらの地元・千葉県旭市、かたまりの地元・岡山での凱旋公演も決定している。2人へのインタビューで、もぐらは地元のおすすめスポットとして、昔アルバイトをしていたパチンコ店を紹介。そのバイトがパチンコ・パチスロにハマるきっかけになったのだという。もぐらにパチンコ・パチスロ愛を聞くとともに、サッカー好きで知られるかたまりにはサッカーに関する野望を聞いた。
――今回、地元開催も決定していますが、公演前後に行ける地元のおすすめスポットを教えてください。
かたまり:岡山駅の周りだと、中学生とか高校生のときによくみんなでジョイポリスに遊びに行っていたんですけど、今はもうないので、ビックカメラですかね。東京でも見ないくらい大きいビックカメラです。あと、その横に岡山駅前商店街があって、商店街を守っている「モモキッド」というマスコットがいるんですけど、運がよかったら会えます。
もぐら:電車で来られる方には、旭駅の近くにる「パールショップともえ」というパチンコ屋がおすすめです。旭で一番でかいパチンコ屋なので。車で来られる方は、「ヴィーナス海上店」というパチンコ屋さんがありまして、そこは僕がもともとバイトしていたところなので、もしよかったら。僕が働いていた旭店が閉店し、海上店と合併したんですけど、海上店の店長が僕のパチンコ・スロットの師匠で、その人にいろいろ教えてもらいました。
――もぐらさんはヴィーナスのお店でいつ頃バイトしていたのでしょうか。
もぐら:19歳のときです。
――そこでバイトしたということは、バイトを始めた時点でパチンコやパチスロがすでにお好きだったということでしょうか?
もぐら:ゲーセンでちょっと打ったりすることはありましたが、本当の面白さは知らなくて、今ヴィーナス海上店で店長をやっている人に台の特性などいろいろ教えてもらってハマりました。ヴィーナス旭店・海上店が僕のスロットの故郷です。
――パチンコ・パチスロのYouTube番組「もぐら×岡野の『くずパチ』」など、お仕事にもつながっていますが、パチンコ・パチスロを好きになってよかったと感じる瞬間を教えてください。
もぐら:都内のパチンコ店で中村珠緒さんが「バジリスク絆」という台を打っているのを見たときに、よかったなと思いました。「バジリスク絆」は若い方向けの台なのですが、あのキャリアになっても本気で打てるという、本気度が一生続くものに出会えた喜びを感じました。一生挑戦し続けることができるわけですから。
――もぐらさんはギャンブル好きで借金を抱えられていたりということから“クズ芸人”と言われ、番組などで語らえる“クズ”エピソードがたびたび話題に。“クズ芸人”ブーム到来とも言われていますが、ご自身はクズ芸人の魅力をどう感じていますか?
もぐら:僕たちは心のカイロです(笑)
――確かにSNSで「クズ話を聞くと安心する」という声があります。クズ芸人としての目標などありましたら教えてください。
もぐら:とりあえず10回破産して東京に入れなくなりたいなと。
――それはもう、心のカイロでは済まないレベルに(笑)
もぐら:心のストーブになれたら。
かたまり:「(もぐらと比べたら)まだ自分は東京に入れるし大丈夫だ」と思えるってこと?
もぐら:そうです!