第一三共ヘルスケアは、バンクフォースマイルズが運営する「コスメバンク プロジェクト」を通じ、5月14日の「母の日」に合わせ、春夏ギフトとして、計1万個のオーラルケア製品を、ひとり親世帯など経済的困難を抱える人へ届ける。
「コスメバンク プロジェクト」とは、女性と企業、そして地球環境という、社会全体にとっての課題を解決することを目指すプロジェクトで、バンクフォースマイルズが運営している。活動内容は、品質には何ら問題がないものの再販売の難しくなった良品を参画企業から募り、経済的困難を抱える人に年に2回配布するというものである。
このたびの製品寄贈は、昨年12月の秋冬に届けた「クリスマスギフト」に続き、3回目となる。同社はコーポレートスローガンを「Fit for You 健やかなライフスタイルをつくるパートナーへ」とし、それを支える宣言の一つに「将来世代の環境を守り生命にやさしい社会の実現に貢献すること」を掲げている。
同社のサステナビリティ推進マネジャー 古市亜美氏は、プロジェクトへの参画を決めた理由について「当社は市販の医薬品やスキンケア製品などを販売しており、生活者の方との距離が近いメーカーです。だからこそ、自社の製品を通じて経済的に困っている方の力になれるということは、大変嬉しいことだと思っています」とコメント。
「コスメバンク プロジェクト」で寄贈している製品は、再販売の難しくなった良品であり、その在庫は削減に取り組んでいるものでもある。この課題に取り組むほど、寄贈できる数も減ってしまうことになる。この点については、同社で製品寄贈が難しくなったとしても、何かしらの形でプロジェクトに携わっていきたいと考えているという。
第一三共ヘルスケアでは、このたびの「コスメバンク プロジェクト」の活動を通じ、現在、経済的理由で困難な状況にいる人を支えるとともに、誰もがより健康で美しくあり続けることができる社会の実現に貢献していくとしている。