フェンダーミュージック(以下、フェンダー)は、アメリカとイギリス、ドイツで展開しているギター&ベースのカスタマイズサービス「Fender Mod Shop(フェンダー モッド ショップ)」を日本公式オンラインショップにて開始した。

  • カスタムモデルの例。左のストラトキャスターはヘッドが左利き用の形状となっている(ナットは通常の右利き用に切ってある)

2016年にアメリカでスタートした「Fender Mod Shop」は、ユーザーが自分の好みに合わせてオリジナルの楽器をデザインできるオンラインショップのサービス。昨年、イギリスとドイツでもサービスをスタートさせ、2022年には世界で5,500本以上のモデルが出荷されたが、この度、日本でもローンチされる運びとなった。

ギターは、ストラトキャスター、テレキャスターのほか、ジャズマスター、ジャガー、アメリカン アコスタソニックをカスタマイズできる

ギターは、ストラトキャスター、テレキャスター、ジャズマスター、ジャガーに加え、アメリカン アコスタソニックをカスタマイズできる。ベースは、プレシジョンベースとジャズベースをラインナップしている。いずれもレギュラーモデルにはないバブルガムメタリックから定番のタバコバーストまで豊富なカラーバリエーションを用意し、オリジナリティ溢れるモデルをデザインできるほか、ボディや指板に使用する木材の種類はもちろん、ネックシェイプやピックアップ、そしてチューニングマシンやピックガードなどのパーツに至るまでカスタマイズが可能となっている。基本価格は26万円からで、カスタマイズによって70,000以上の異なるモデルを作成できるとのことだ。

オンラインでデザインしたギター/ベースは、すべてカリフォルニア州コロナ工場で製作を行い、フェンダーの基準で検品された後、約8週間から10週間で届けられる。また、デザインしたギターをソーシャルメディアでシェアする機能や、ARを使って自分のリビングなどにバーチャルのギターを展示する機能(モバイル端末のみで対応)も提供する。